「ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットやメリットは?」「また乗り換え手順やタイミングは?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
これまで、格安SIMを使ったことのない人だと、UQモバイルに乗り換えるメリットやデメリットが気になりますよね。
そこで本記事では、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットやメリット・乗り換え手順を解説していきます。
また、乗り換えるタイミングやおすすめのキャンペーンもご紹介。
この記事を読むことで、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順について理解が深まるため、ぜひ最後までご覧になってみてください。
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ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリット
ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットは、以下の通りです。
- ソフトバンクより通信速度が遅くなってしまう
- ソフトバンクより使えるデータ容量が少ない
- ソフトバンクのキャリアメールアドレスが使えなくなる
- ソフトバンクの割引が使えなくなる
- UQモバイルではLINEの「ID検索」ができなくなる
1つずつ順番に解説していきますので、乗り換えるデメリットについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ソフトバンクより通信速度が遅くなってしまう
UQモバイルは、auのサブブランドのため、KDDIから回線を借り受けてサービスを運営しています。
そのため、回線の利用者が増えると混雑が起きてしまい、時間帯や場所で通信速度が遅くなってしまうデメリットがあるのです。
とは言っても、UQモバイルは、格安SIMの中でトップクラスの通信速度を誇っているため、ストレスなくスマホを使えるでしょう。
ソフトバンクより使えるデータ容量が少ない
ソフトバンクには、データ容量無制限プラン「メリハリ無制限」があります。そのため、インターネットをどれだけ使っても速度制限がかかりません。
一方で、UQモバイルには、「メリハリ無制限」のようなデータ容量無制限のプランがなく、最大25GBまでしか使えないのがデメリットです。
そのため、これまでソフトバンクを使っていた方にとっては、少し物足りなく感じる場合もあるでしょう。
ソフトバンクのキャリアメールアドレスが使えなくなる
ソフトバンクでは「@softbank.ne.jp」と、iPhone専用の「@i.softbank.jp」のキャリアメールアドレスが利用可能です。
しかし、UQモバイルへ乗り換えるとこれらのキャリアメールアドレスが使えなくなってしまいます。
ただし、年額3,300円(税込)を支払い「メールアドレス持ち運びサービス」を利用することで、キャリアメールアドレスをそのまま引き継ぐことが可能です。
また、最大5,000件までのメールを引き継げるのも特徴だと言えます。
ソフトバンクの割引が使えなくなる
UQモバイルに乗り換えることで、今までソフトバンクで使っていた割引キャンペーンやクーポンが使えなくなってしまいます。
例えば、Yahooプレミアムの利用料金が無料になる特典がなくなったり、「おうち割」が適用されなくなったりするでしょう。
そのため、ソフトバンクの割引を利用されている方は、その点を踏まえた上でUQモバイルへ申し込みをするようにしてください。
UQモバイルではLINEの「ID検索」ができなくなる
UQモバイルは、LINEアプリの年齢認証に対応していないため、LINEの「ID検索」ができません。
理由としては、18歳未満のユーザーを暴力や犯罪などのトラブルから守るためです。
そのため、基本的に「QRコード」や「ふるふる」機能を使って友達追加をすることになるでしょう。
ただし、その点を踏まえた上で「ID検索」がしたい方は、以下の格安SIMを利用するのがおすすめです。
- mineo(マイネオ)
- ワイモバイル
- イオンモバイル
- IIJmio(アイアイジェイミオ)
ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるメリット
ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えるのはデメリットもありますが、もちろんメリットもたくさんあります。
ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えるメリットは、以下の通りです。
- 月額料金がソフトバンクよりも安くなる
- 通信品質が格安SIMの中でトップクラス
- iPhoneの全シリーズ(iPhone 5s~iPhone13)がデザリングに対応している
- 実店舗(全国2,000店舗以上)で対面サポートが受けられる
- クレジットカード払い以外に、口座振替払い・自動振込にも対応している
- オンラインショップからの乗り換えで最大15,000円のキャッシュバックがある
- auのキャリア決済「au かんたん決済」が使える
1つずつ順番に解説していきますので、乗り換えるメリットが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
月額料金がソフトバンクよりも安くなる
UQモバイルに乗り換えることで、月額料金がソフトバンクよりも安くなります。
ソフトバンクとUQモバイルの料金は、以下の通りです。
ソフトバンク | UQモバイル | |
1GB | 3,278円 | ー |
2GB | 4,378円 | ー |
3GB | 5,478円 | 1,628円 |
15GB | ー | 2,728円 |
25GB | ー | 3,828円 |
無制限 | 7,328円 | ー |
上記の表を見て分かる通り、月に25GBまでで足りる場合、UQモバイルに乗り換えることで、大幅にスマホ代を節約できます。
また、UQモバイルには、「くりこし機能」がついているため、データをあまり使わない月であっても翌月に繰り越すことができるので、無駄なくデータが使えるのもメリットです。
通信品質が格安SIMの中でトップクラス
前述しましたが、UQモバイルはソフトバンクよりも劣るものの、格安SIMの中ではトップクラスの通信品質を誇っています。
そのため、格安SIMに乗り換えても、安定した通信速度が欲しい方は、UQモバイルに乗り換えるのがおすすめだと言えるでしょう。
iPhoneの全シリーズ(iPhone 5s~iPhone13)がデザリングに対応している
テザリングとは、iPhoneやAndoroidなどをポケットWi-Fiのように使える機能で、この機能を使うことで、外出先でWi-Fiがなかったとしてもパソコンやタブレットなどでインターネットに接続ができます。
ソフトバンクの場合、プランによっては月額550円を支払うことで、このデザリング機能が使えるようになります。
一方で、UQモバイルの場合、テザリングを無料で使うことが可能です。また、iPhoneの全シリーズがテザリングにも対応しています。
そのため、外出先でパソコンやタブレットを使う方に、UQモバイルはおすすめだと言えるでしょう。
実店舗(全国2,000店舗以上)で対面サポートが受けられる
オンラインでしかサポートが受けられない格安SIMが多い中、UQモバイルは実店舗で対面サポートが受けられます。
そのため、オンラインで契約するのが不安な方や、店員と相談しながら契約したい方は安心してUQモバイルで契約が可能です。
クレジットカード払い以外に、口座振替払い・自動振込にも対応している
格安SIMは、基本的にクレジットカードがないと契約できません。しかし、UQモバイルでは、以下の計3種類の支払いに対応しています。
- クレジットカード払い
- 口座振替払い
- 自動振込(郵便局の場合)
そのため、クレジットカードを持っていない人でも、口座振替払いや自動振込で申し込むことが可能です。
ただし、オンラインショップでの契約時は、月額支払い方法をクレジットカードに限定されるので、気をつけましょう。
オンラインショップからの乗り換えで最大13,000円のキャッシュバックがある
2022年11月現在、オンラインショップからUQモバイルへ乗り換えることで、最大10,000円相当のau PAY残高がキャッシュバックされます。
また、「eSIM」で契約すると、さらに3,000円相当のau PAYが還元され、最大13,000円相当のau PAY残高がキャッシュバック可能です。
auのキャリア決済「au かんたん決済」が使える
auのキャリア決済「au かんたん決済」を使うことで、いちいちクレジットカード情報を入力せずにショッピングサイトなどで商品を購入できます。
月額料金もかからず、申し込み手続きもなく、au IDを作るだけで使えるようになるので、ショッピングサイトなどを頻繁に利用される方におすすめです。
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ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順
ここまで、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットとメリットを解説してきました。
ここからは、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順を具体的に解説していきます。
- ソフトバンクで使っていたスマホがUQモバイルで動作確認済みか確認する
- 乗り換えるために必要なものを準備する
- 「My SoftBank」からSIMロックを解除する
- MNP予約番号を発行してUQモバイルに申し込む
- スマホまたはSIMカードが届いたらSIMカードを差し替える
- 回線切り替え手続きをする
- APN設定を行いデータを移行する
1つずつ順番に解説していきますので、ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.ソフトバンクで使っていたスマホがUQモバイルで動作確認済みか確認する
これまで、ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使いたい場合は、「動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧」より、自分のスマホがUQモバイルに対応しているかを確認しましょう。
なぜなら、ソフトバンクの回線で使えていたとしても、auの回線では使えなくなる可能性があるからです。
もしも動作確認が取れていないスマホに、UQモバイルのSIMカードを挿入すると、スマホが正常に起動しなくなったり、使えない機能が出てきたりします。
そのため、乗り換え前に、自分のスマホがUQモバイルに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
2.乗り換えるために必要なものを準備する
ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際には、以下のものが必要になります。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 親権者同意書(契約者が未成年の場合)
- クレジットカードまたはキャッシュカード
- MNP予約番号
- メールアドレス
- IMEI番号(製造番号)
なお、「MNP予約番号」は、現在使っている電話番号をそのまま使う際に必要なものなので、「ソフトバンク」であらかじめ取得しておきましょう。
3.「My SoftBank」からSIMロックを解除する
乗り換えるために必要なものが準備できたら、以下の手順に沿ってSIMロックを解除しましょう。
- 「My SoftBank」にログインする
- ログイン後、画面右上の「メニュー」を押す
- 「オプションサービスの手続き」を押す
- 画面左側にある関連メニューから「SIMロック解除手続き」を押す
- 「IMEI番号」を入力して「解除手続きをする」を押して完了
なお、「IMEI番号」はSIMロックを解除する際に必要な番号を指し、iPhone・Andoroidで「*#06#」をダイヤルを押すと画面に表示されます。
4.MNP予約番号を発行してUQモバイルに申し込む
SIMロックを解除できたら、UQモバイルに申し込みましょう。ただし、ソフトバンクで使っていた電話番号を使いたい場合は、MNP予約番号を発行する必要があります。
MNP予約番号の発行方法は、以下の通りです。
- ソフトバンクショップ
- My SoftBank
- 電話(080−100−5533)
上記の方法で、MNP予約番号を発行したら、「UQ mobile オンラインショップ」で、申し込みをしましょう。
基本的に、画面の指示に従って申し込み手続きを行えば、簡単に申し込みができます。ただし、MNP乗り換えをする場合には、「契約方法」の項目で「他社から乗り換え(MNP)」を選択することを覚えておきましょう。
5.スマホまたはSIMカードが届いたらSIMカードを差し替える
UQモバイルに申し込みが完了したら、数日〜1週間で購入したスマホまたがSIMカードが届きます。
スマホ・SIMカードが届いたら、現在使っているスマホまたは新しいスマホに、新しいSIMカードを差し替えましょう。
「eSIM」で申し込んだ場合は、送られてきたQRコードを読み取り、設定をするだけで完了します。
6.回線切り替え手続きをする
SIMカードを差し替えれたら、回線切り替え手続きを行いましょう。ソフトバンクからUQモバイルへ回線切り替えを行う手順は、以下の通りです。
- 「UQモバイルオンラインショップ」を開く
- 「ご注文履歴」を押す
- 「回線切替」を押す
- 乗り換え予定のスマホの電話番号を入力
- 内容を確認して「通話可能にする」を押す
- 約30分で回線切り替えが完了
また、回線切替には、以下のものが必要なので事前に紙などにメモを取っておきましょう。
- ご注文番号
- 注文履歴確認用パスワード
- 切替予定のスマホの電話番号
申し込み後は、UQモバイルから「発行完了のお知らせメール」が届き、回線切替が完了した時点で、ソフトバンクは自動的に解約されることを頭に入れておきましょう。
7.APN設定を行いデータを移行する
最後に、ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使う場合や、「SIMカードのみ」の購入をした場合、APN設定が必要になります。
APN設定とは、「Access Point Name(アクセス・ポイント・ネーム)」の略で、端末でデータ通信をするために必要な設定です。
ただし、APN設定は対象の端末ごとで異なるため、「動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧」より、ご自身のスマホを選択すると、APN設定の手順が分かります。
APN設定が終わったら、あとはデータを移行させて乗り換え手続きは完了です。なお、データ移行の方法は、以下の通りです。
- クラウド経由:iPhoneは「iCloud」、Androidは「Google ドライブ」を利用して移行する方法
- パソコン:iPhoneは「iTunes」、Androidは標準のファイル管理を利用して移行する方法
- SDカード:古いスマホのデータをSDカードに保存し、新しいスマホにSDカードを入れてデータを移行する方法
ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える後悔しないタイミング
ここまで本記事を読んできた方の中には、「ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるタイミングって?」と気になっている方もいるでしょう。
基本的に、以下の項目に当てはまる場合に、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるのがおすすめです。
- ソフトバンクの月額料金が高いと感じているとき
- テザリングを無料で使いたいとき
- スマホの端末代を払い終えたとき
- データ容量を余らせがちなとき
- 格安SIMでも充実したサポートを受けたいとき
また、後述しますが、ソフトバンクでは解約違約金が発生しないので、基本的に自分の好きなタイミングで乗り換えて問題ありません。
ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に使えるキャンペーン
最後に、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に使えるキャンペーンを紹介します。
- au PAYが最大13,000円キャッシュバック
- ご利用のスマホの下取りサービス
1つずつ順番に解説していきますので、少しでもお得にソフトバンクからUQモバイルに乗り換えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
au PAYが最大13,000円キャッシュバック
出典:「au PAY残高還元」
UQモバイル公式オンラインショップから、SIMのみ購入で「くりこしプランS/M/L +5G」に乗り換えると最大10,000円のキャッシュバックを受け取ることが可能です。
なお、「eSIM」で契約することで、さらに3,000円が加算され最大13,000円相当のau Payがキャッシュバックされます。
ご利用のスマホの下取りサービス
出典:「UQ mobile公式サイト」
MNP新規の方と機種変更をされる方を対象に、現在ご利用中もしくは家にある使っていないスマホを最大86,900円で下取りしてもらえるというサービスです。
下取り対象機種は以下の通りです。
- MVNO事業者が取り扱うiPhone SE、iPhone 6以降のiPhone
- NTTドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル・Disney mobile on Softbank・楽天モバイルが販売した指定のスマートフォン
2022年11月現在、最高金額である86,900円での下取り機種はiPhone 12 Pro Maxとなっています。
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ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際によくある質問
最後に、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に、よくある質問を紹介します。
- 乗り換える際に違約金は発生する?
- 機種代が残っている場合は?
- ソフトバンクポイント(Tポイント)はどうなる?
それぞれ1つずつ順番に回答していきますので、上記のような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.違約金は発生する?
前述しましたが、ソフトバンクでは解約違約金は発生しません。なぜなら、2022年2月からソフトバンクの全プランの解約金が廃止されたからです。
そのため、UQモバイルに乗り換える際も、自分の好きなタイミングで乗り換えができます。
Q.機種代が残っている場合は?
UQモバイルに乗り換えても、前の携帯会社での機種代金が残っている場合は、残債が無くなるまで支払いを続けなければなりません。
そのため、UQモバイルに乗り換えたからと言って、残債がゼロになるわけではないのです。
Q.ソフトバンクポイント(Tポイント)はどうなる?
ソフトバンクポイントは、ソフトバンクを解約してUQモバイルに乗り換えることで、無くなってしまいます。
一方で、Tポイントは、Tカードとの連携(個人契約)・Yahoo!Japan IDの登録(法人契約)をしていれば無くなりません。
まとめ:ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えて月々のスマホ代を安くしよう!
今回は、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットやメリット・手順を解説してきました。
UQモバイルは、ソフトバンクよりも通信速度は落ちますが、月額料金が大幅に安くなったり、実店舗で対面サポートを受けられたり、メリットがたくさんあります。
そのため、「少しでも月々のスマホ代を安くしたい!」と考えている方は、本記事を参考にしながら、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えて、月々のスマホ代を少しでも節約してみてください。
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