ポケット型Wi-Fiで速度が速いのはWiMAX！おすすめを徹底解説

自宅だけでなく外出先でも使える、持ち運びに便利なポケット型Wi-Fi。

利用料金が安く設定されているうえに、すぐに使えるのがメリットですが、ホームルーターや光回線に比べると通信速度が落ちてしまうのは事実。

しかし、ポケット型Wi-Fiの中でも通信速度が速いものを選べば、どこでもストレスなくインターネットが楽しめます。

この記事では、最も通信速度が速いポケット型Wi-Fiを紹介しながら、速さに関する基礎知識や注意点についても徹底解説します。

とにかく通信速度を重視する方は、参考にしてください。

最も速いポケット型Wi-Fiは「WiMAX」で決まり

ポケット型Wi-Fiの中で、最も通信速度が速いと定評があるのはWiMAXです。

みんなのネット回線速度によれば、下り平均速度が47.77Mbpsとなっており、一般的なポケット型Wi-Fiの30〜40Mbpsを大きく上回る数値を誇ります。

30Mbps以上あれば、インターネットで高画質な動画も視聴できると言われているため、WiMAXの安定した通信速度の速さが分かるでしょう。

ポケット型Wi-Fiの速さを比較

ここで、ポケット型Wi-Fi各社の速さを表で比較してみます。

このように、他のポケット型Wi-Fiと比べても、WiMAXを使用しているプロバイダの速度が速いと分かります。

契約するプロバイダによって平均速度に多少の差はあるものの、基本的にWiMAXであればどのプロバイダで契約しても問題ありません。

WiMAXとは？

そもそもWiMAXとは、大手のUQコミュニケーションが提供する無線インターネットのひとつ。

ソフトバンクやドコモ、auなどのキャリアが使う4G LTE回線と並ぶインターネット回線であるため、国内の広いエリアで利用できます。

WiMAXは自社のWiMAX回線に加えて、au4G LTE回線も併用できる点から、大手通信キャリアにも引けを取らない通信速度が実現できます。

また、WiMAXには様々な契約プランがありますが、利用者の9割以上はギガ放題プランを契約するため、月間データ容量を気にする必要がないのもメリット。

キャンペーンも充実しており、実質月額料金も安いことからWiMAXはポケット型Wi-Fiの中でも圧倒的人気を誇ります。

【速さ重視】WiMAXを取り扱うおすすめのポケット型Wi-Fi

WiMAXとひとことに言っても、契約するプロバイダによって速度や料金は異なります。

ここでは、WiMAXを取り扱うおすすめのポケット型Wi-Fiを紹介します。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①Broad WiMAX

特徴	データ容量無制限 業界最安級
平均速度	下り：47.77Mbps　上り：12.68Mbps
初期費用	端末代：21,780円 事務手数料：3,300円
月額料金	2,090円〜

Broad WiMAXは、平均速度が下り47.77MbpsとWiMAXの中でも特に速いうえに、月額料金が2,090円からと安いのが特徴。

初期費用無料キャンペーンやauスマホの月額料金が割引になるキャンペーンなど、割引プランも充実しています。

さらに、WiMAX業界初の店頭受け取りサービスも実施しており、申し込みから最短即日で端末が受け取れるのもポイントです。

通信速度が速いポケット型Wi-Fiを選ぶなら、満足度No.1のBroad WiMAXを選びましょう。

②GMOとくとくBB

特徴	運営実績20年以上のGMOインターネットが運営 オリコン顧客満足度調査 2年連続No.1
平均速度	下り：45.83Mbps　上り：8.77Mbps
初期費用	事務手数料：3,300円
月額料金	2,849円〜

GMOとくとくBBは、WiMAX回線やau 4G LTEの他にも、au 5G回線が利用できるプロバイダ。

通信速度が速いだけでなく、月間容量に制限もないのでストレスなくインターネットを楽しめます。

さらに、GMOとくとくBBなら最新機種でも端末代がかからないので、結果的に他社より割安になる場合もあります。

信頼と実績のあるプロバイダを選びたい場合は、GMOとくとくBBを利用しましょう。

③カシモWiMAX

特徴	月額料金が安い プランが豊富
平均速度	下り：31.5Mbps　上り：6.78Mbps
初期費用	事務手数料：3,300円
月額料金	4,050円〜（初月1,280円）

カシモWiMAXは、初月1,280円と業界最安値で利用できるプロバイダです。

2ヶ月目以降の月額料金も統一されており、料金体系が分かりやすい点に定評があります。

5Gにも対応しているため、通信速度の速さはトップクラスです。

契約プランも2年と3年から選ぶことができ、非常に使い勝手の良いポケット型Wi-Fiだと言えます。

ポケット型Wi-Fiの速さに関する基礎知識

これからポケット型Wi-Fiを利用する方が、知っておくべき基礎知識を3つ紹介します。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①下り・上りの速度の違い

ポケット型Wi-Fiの速度を見るには、下り・上りの2つを知らなくてはなりません。

下りはダウンロード速度、上りはアップロード速度を指します。

下りは「ダウン」で上りは「アップ」と、言葉の意味から連想すればすぐに覚えられるでしょう。

それぞれの速度で関係するものは以下の通りです。

特に、下りのスピードがネット利用には大きく関係してくるため、通信速度を比較する際は下りで比べます。

②通信速度の単位は「Mbps」

ポケット型Wi-Fiの通信速度の単位は、Mbps（メガビーピーエス）です。

Mbpsとは、1秒間に送受信可能なデータ容量を表す単位であり、数値が大きいほど通信速度の速さを表します。

一般的に、YouTubeなどの動画視聴では5〜20Mbpsあれば十分だと言われています。

「ping値」もひとつの目安

ポケット型Wi-Fiの通信速度を見ると、ping値という単位も目に止まります。

ping値とは、スマホやパソコンのデバイスからサーバー宛に送った通信の応答速度を指す単位。

ping値はMbpsとは違い、数値が小さいほどレスポンスや応答の速さを表します。

Webサイトの閲覧や動画視聴は、ping値が31〜50ms程度で問題なく動作が可能です。

③ポケット型Wi-Fiの理想的な速度

ポケット型Wi-Fiは主に持ち運び用として利用する方が多くいます。

外出先でデータ容量が最も必要なのは、動画視聴だと言えるでしょう。

動画視聴はHD画質か4K画質かによっても変わりますが、高画質な4K画質の場合は25Mbpsが推奨されています。

そのため、ポケット型Wi-Fiの理想的な速度は、外出先でも4K動画を楽しめる25Mbps程度です。

その点、WiMAXは下り平均47.77Mbpsとポケット型Wi-Fiとしては十分すぎる通信速度の速さを誇ります。

ポケット型Wi-Fiの速さに関する注意点

最後に、ポケット型Wi-Fiの速さに関する注意点を紹介します。

①最大通信速度が出ない場合もある

ポケット型Wi-Fiのみならず、ホームルーターや光回線にも言えることですが、表記されている最大通信速度が出ない場合もあります。

公式サイトに表記されている最大速度は、ベストエフォート方式という現象を採用した速度。

様々な条件を最大まで好条件に合わせて測定した値なので、実際の環境では最大速度が出ないことも多々あります。

そのため、ポケット型Wi-Fiを検討するときは下り平均の数値を参考にすると良いでしょう。

②プランによっては通信制限がある

ポケット型Wi-Fiは各社様々なプランがありますが、契約するプランによっては通信制限があります。

また、仮に使い放題のプランを契約した場合でも、正確には3日で10GBという通信制限があります。

この点はポケット型Wi-Fi独自の制限であり、3日間合計でデータ容量を10GB超えた際にかかる通信制限。

しかし、通信制限は翌日の夕方から深夜にかけてのみなので、過度なインターネット利用がない場合は心配する必要はないでしょう。

③利用環境によって通信速度は異なる

当然ながらポケット型Wi-Fiの通信速度は、利用環境によって異なります。

利用するエリアによっては通信が届きにくかったり、混雑したりする場合があります。

仮にポケット型Wi-Fiの通信速度に不具合を感じた場合は、端末の電源を落として再接続してみたり、使っていないデバイスの接続を解除したりすることで解決されます。

まとめ

通信速度の速いポケット型Wi-Fiは、WiMAXです。

ポケット型Wi-Fiの理想的な速度は、25Mbps程度だと考えられますが、WiMAXは下り平均47.77Mbpsと理想速度の2倍近くの速さを誇ります。

WiMAXが契約できるプロバイダはいくつかありますが、特におすすめなのは以下の3つ。

ポケット型Wi-Fiを常備して、外出先でもストレスなくインターネットを活用しましょう。