格安SIMのソフトバンク回線おすすめ6社!料金プランや通信速度を比較

格安SIMのソフトバンク回線おすすめ6社!料金プランや通信速度を比較
  • ソフトバンク回線の格安SIMはどれが速い?
  • LINEMOへ乗り換えるのもあり?
  • ソフトバンク回線が使えるおすすめの格安SIMを知りたい

ソフトバンク回線を使える格安SIMは複数あります。ソフトバンクユーザーなら、SIMロック解除手続き不要で乗り換えられるのがメリットです。しかし格安SIMの種類は多いため、どれを選べばいいか迷うこともあるでしょう。

この記事では、ソフトバンク回線が使えるおすすめの格安SIMを紹介します。記事を読めば、あなたにぴったりの格安SIMを選べるはずです。

目次

格安SIMのソフトバンク回線おすすめ6社

ソフトバンク回線を利用できるおすすめの格安SIMを、厳選して6社紹介します。料金プランやスペックなどを総合的に比較し、生活スタイルに合った格安SIMを見つけましょう。

格安SIM 月額料金 データ通信量/月 特徴
ワイモバイル 2,178円〜 3GB〜 家族割引サービスで月額料金大幅割引
LINEMO 990円〜 3GB〜 ソフトバンクの格安料金プラン
mineo 880円〜 1GB〜 オプション加入でデータ通信量が無制限
NUROモバイル 672円〜 3GB〜 2021年オリコン顧客満足度調査格安SIM総合1位
b-mobile 1,089円〜 1GB〜 月額制・プリペイドタイプから選べる
QTモバイル 770円〜 1GB〜 無料の端末補償つき

※金額は税込

ワイモバイル

ワイモバイル

画像出典:ワイモバイル公式サイト

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイル。ソフトバンクの自社回線を利用しているため、厳密に言えば格安SIMではありません。しかしソフトバンクより安く利用できるのが特徴です。

ワイモバイルの料金プランは以下の3つ。いずれも5G通信に対応しています。

プラン シンプルS シンプルM シンプルL
月額料金 2,178円 3,278円 4,158円
家族割引サービス適用時 990円 2,090円 2,970円
データ通信量 3GB 15GB 25GB

※金額は税込

ワイモバイルは「家族割引サービス」がお得です。2回線目以降の月額料金が1,188円(税込)に割引されます。家族全員でスマホ料金を安くしたいなら、ワイモバイルがぴったりです。

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※関連記事①:ワイモバイルの最新キャンペーン

※関連記事②:ワイモバイルの口コミ・評判

LINEMO

LINEMO8ヶ月実質無料キャンペーン

ソフトバンクの格安料金プランであるLINEMO(ラインモ)LINEトークやビデオ通話をデータ通信量ゼロで利用できます

新規契約もしくは他社からの乗り換えで、PayPayポイント990円相当が最大8ヶ月間プレゼントされるキャンペーンが実施されています。990円/月(税込)のミニプランを実質1/3の価格で利用できるチャンスです。

キャンペーンはいつ終了するかわかりません。スマホ料金を見直したい人は、お得なタイミングで申し込みましょう。

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※関連記事①:LINEMOの最新キャンペーン

※関連記事②:LINEMOの口コミ・評判

mineo

mineo

画像出典:mineo公式サイト

格安SIMアワード2021下半期総合満足度最優秀賞を受賞したmineo。「フリータンク」と呼ばれるmineo独自のシステムが魅力です。mineoユーザー同士で余ったパケットをシェアするシステムで、ギガが足りなくなったときに役立ちます。

mineoの料金プランは以下のとおりです。4つのデータ通信量から選べます。

データ通信量 音声通話+データ通信SIM データ通信SIM
1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円

※金額は税込

1ヶ月あたりのデータ通信量が無制限になるオプション「パケット放題 Plus」がおすすめです。月額385円(税込)でデータ通信量が使い放題。10GB以上のコースなら、パケット放題 Plusを無料で利用できます。

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※関連記事①:mineoモバイルの最新キャンペーン

※関連記事②:mineoの口コミ・評判

NUROモバイル

NUROモバイル

画像出典:NUROモバイル公式サイト

2021年オリコン顧客満足度調査格安SIM総合1位を獲得したNUROモバイル。ソニーグループが提供する格安SIMです。

NUROモバイルの料金プランは「高品質SIMプラン」と「バリュープラス」の2つです。高品質SIMプランの詳細は以下のとおり。

データ通信量 NEOプラン Lite NEOプラン
音声通話付きSIM 2.090円 2,699円
データ通信量 20GB 20GB
特徴 初期費用0円 Gigaプラスでデータ通信量15GB増量プラン

YouTubeをよく見るなどたっぷりギガを使いたい人におすすめのプランです。特にNEOプランは、3ヶ月ごとにデータ通信量が無料でもらえるオプション「Gigaプラス」がついてきます。

一方でバリュープラスは、高品質SIMプランよりリーズナブルな価格で利用できます。料金プランは以下のとおりです。

プラン VSプラン VMプラン VLプラン
データ通信専用SIM 627円 825円 1,320円
データ通信+SMS SIM 792円 990円 1,485円
音声通話付きSIM 792円 990円 1,485円
データ通信量 3GB 5GB 10GB
Gigaプラス なし +3GB +6GB

※金額は税込

バリュープラスは、他社からMNPによる乗り換えで登録事務手数料3,300円(税込)が無料です。VM・VLプランにはGigaプラスもついてくるので、コスパが良い格安SIMを探している人におすすめできます。

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※関連記事:NUROモバイルの口コミ・評判

b-mobile

b-mobile

画像出典:b-mobile公式サイト

b-mobileは、月額料金とプリペイドタイプから料金プランを選べる格安SIMです。月額料金は毎月決められたスマホ代がかかります。

プラン 990ジャストフィットSIM
月額料金 1,089円〜
データ通信量 1GB〜

※金額は税込

1GB220円(税込)でデータ通信量を追加できます。最大19GB分の追加が可能。基本のデータ通信量を合わせて1ヶ月あたり20GBまで使える計算です。

一方でプリペイドタイプは、決められた利用期間のみ使用できる前払い制の料金プランです。

プラン 10GB プリペイドSIM
月額料金 3,850円
データ通信量 10GB

※金額は税込

買い切りタイプなので、経費精算ができます。遠方へ出張へ行く際などにおすすめです。

\月額料金かプリペイドタイプから選択可能!/

QTモバイル

QTモバイル

画像出典:QTモバイル公式サイト

九電グループのQTnetが提供するQTモバイル。九州地方を中心に多くのユーザが利用しています。

注意点

QTモバイルのソフトバンク回線は、Android非対応です。iPhoneユーザーのみ利用できます。

料金プランは以下の2つです。比較的リーズナブルな価格で利用できます。

データ通信量 音声通話SIM データ通信SIM
1GB 1,034円/月〜 770円/月〜
3GB 1,034円/月〜 880円/月〜
6GB 1,804円/月〜 1,540円/月〜
10GB 2,904円/月〜 2,640円/月〜
20GB 5,049円/月〜 4,400円/月〜
30GB 7,249円/月〜 6,600円/月〜

QTモバイルには無料の端末補償サービスがついてきます。15,000円までの補償を無料で受けられるため、万が一の際に備えたい人におすすめの格安SIMです。

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※関連記事:QTモバイルの口コミ・評判

格安SIMのソフトバンク回線を比較

ソフトバンク回線が使える格安SIMを以下3つの観点で比較しました。月額料金だけでなく複数の観点で比較すると、格安SIM選びで失敗しないでしょう。

  • 料金プラン
  • 通信速度
  • キャンペーン

料金プラン

格安SIMの料金プランは、以下3つのSIMタイプによって異なります。

  • 音声通話SIM
  • データ通信+SMS SIM
  • データ通信SIM

音声通話SIM

大手キャリアのスマホと同じように通話機能がある音声通話SIM。ほとんどの格安SIMユーザーは音声通話SIMを選択する傾向にあります。2台目のスマホとして使用するなど全く電話をかけない場合を除き、音声通話SIMを選ぶのがおすすめです。

音声通話SIMの最安料金プランは以下のとおりです。

格安SIM 月額料金 データ通信量
NUROモバイル 792円 3GB
LINEMO 990円 3GB
QTモバイル 1,034円 1GB
b-mobile 1,089円 1GB
mineo 1,298円 1GB
ワイモバイル 2,178円 3GB

※金額は税込

月額料金とデータ通信量の両方にこだわるならNUROモバイルがおすすめです。ほかの格安SIMよりリーズナブルな価格かつ多くのデータ通信量を利用できます。

データ通信+SMS SIM

データ通信とSMSを利用できるデータ通信+SMS SIM。SMSとは、電話番号を知っている相手とメッセージのやり取りができる機能です。通話はしないもののSMSで連絡する相手がいる場合に選びましょう。

ただし当記事で紹介している格安SIMのうち、ソフトバンク回線でデータ通信+SMS SIMを選べる格安SIMはありません。音声通話SIMか、次で解説するデータ通信SIMに絞られます。

データ通信SIM

インターネットの接続のみ可能なデータ通信SIM。YouTubeの視聴やSNSの閲覧など、インターネットの利用のみ行う場合におすすめのSIMです。通話やSMSはできないものの、月額料金が安くなります。

最安料金プランは以下のとおりです。

格安SIM 月額料金 データ通信量
NUROモバイル 627円 3GB
QTモバイル 770円 1GB
mineo 1,298円 1GB
ワイモバイル
b-mobile
LINEMO

※金額は税込

上記3つのうちもっともコスパが良いのはNUROモバイルです。ほかの格安SIMより安いだけでなく、多くのデータ通信量を利用できます。

通信速度

みんなのネット回線速度によると、格安SIMの通信速度は以下のとおりです。

格安SIM 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
ワイモバイル 65.36Mbps 16.05Mbps
LINEMO 58.59Mbps  

15.88Mbps

NUROモバイル 49.04Mbps 12.47Mbps
mineo 41.24Mbps 9.06Mbps
b-mobile 32.59Mbps 9.01Mbps
QTモバイル 23.44Mbps 5.47Mbps

※2022年8月時点

上記6社のうち平均速度が速いのはワイモバイルとLINEMOです。ソフトバンクの自社回線を使用しているため、格安SIMより高速通信が期待できます。

ダウンロード速度とは受信時の速度です。YouTubeの視聴やSNSの閲覧時に関わっており、ダウンロード速度が速いほど快適に利用できます。

一方でアップロード速度は送信時の速度。速いほどInstagramなどへの写真・動画投稿がスムーズです。

キャンペーン

2022年8月時点において、格安SIMで行われている代表的なキャンペーンを比較しました。

格安SIM キャンペーン
ワイモバイル PayPayポイント還元
LINEMO ミニプラン8ヶ月間実質無料
mineo かけ放題最大1年間割引
NUROモバイル MNP乗り換えで登録事務手数料無料
b-mobile なし
QTモバイル 初期費用無料

上記以外にもさまざまなキャンペーンが行われています。期間限定のキャンペーンもあるので、小まめに公式サイトをチェックしましょう。

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えもおすすめ

格安SIMではなくLINEMOへの乗り換えもおすすめです。LINEMOは格安SIMより月額料金が高くなるものの、ソフトバンクより安く利用できます。

ソフトバンクの格安プラン

LINEMOはソフトバンクの格安プランです。自社のソフトバンク回線を利用しています。格安SIMのように、ソフトバンク回線を借りるのではありません。

ソフトバンクより料金が安く、格安SIMより通信速度が速いと覚えておきましょう。

LINEMOの料金プラン

LINEMOの料金プランは以下の2つです。

プラン スマホプラン ミニプラン
月額料金 2,728円 990円
データ通信量 20GB 3GB

スマホの使用頻度が高い人はスマホプランがおすすめです。リーズナブルな価格で大容量のギガを使えます。

スマホ料金を安く抑えたい人は、ミニプランを選びましょう。毎月のスマホ代が1,000円未満と、ソフトバンクに比べて大幅に節約できます。

2022年8月時点では、ミニプランを最大6ヶ月間実質無料で利用できるキャンペーンが行われています。スマホ料金を見直したい人は、お得なキャンペーンを活用してください。

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※関連記事①:LINEMOの最新キャンペーン

※関連記事②:LINEMOの口コミ・評判

格安SIMのソフトバンク回線を選ぶポイント

格安SIMのソフトバンク回線を選ぶポイントは以下の4つです。すべてのポイントを押さえると、自分に合った格安SIMを選べるでしょう。

  • 1ヶ月あたりのデータ通信量
  • iPhone・Android端末の種類
  • 通信品質
  • ソフトバンクの料金プランより安くなるか

1ヶ月あたりのデータ通信量

1ヶ月あたりのデータ通信量を把握したうえで格安SIMを選びましょう。月額料金だけで料金プランを決めてしまうと、ギガが余ったり足りなくなったりします

スマホの使用頻度が少ないにもかかわらずデータ通信量が多いプランを選ぶと、お金の無駄でしょう。逆にスマホの使用頻度が多いもののデータ通信量が少ないプランを選んでしまうと、速度制限にかかりやすくなります。

まずは、OS別に以下の方法でデータ通信量を把握してください。

OS データ通信量確認方法
iPhone 設定アプリの「モバイル通信」
Android ダッシュボード
設定アプリ

iPhone・Android端末の種類

端末を新規契約する人は、iPhone・Android端末の種類をチェックしましょう。格安SIMによって取り扱っている端末数が異なるからです。

例えばmineoは、2022年8月時点で最新のiPhone13を取り扱っています。一方でワイモバイルは、iPhoneの取り扱い種類が多くありません。

今使っているスマホを使い続ける人は、動作確認済み端末かどうかチェックしましょう。端末によっては正常に動作しない格安SIMがあります。動作確認済みの端末は、各格安SIMの公式サイトで確認して下さい。

通信品質

格安SIMの通信品質は要チェックです。通信品質が悪いとストレスを感じやすくなります

通信速度が速い格安SIMは通信品質が高いと言えます。比較的通信速度が速い格安SIMは以下のとおりです。

  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • NUROモバイル

格安SIMはソフトバンクから回線を借りている分、通信品質が悪くなりがち。夜などの混雑時間帯は、格安SIMよりソフトバンクユーザーの通信が優先されます。

厳密に言うと、ワイモバイルとLINEMOは格安SIMではありません。しかしソフトバンクより料金が安くなる点は、格安SIMと同じです。

ソフトバンクの料金プランより安くなるか

ソフトバンクの料金より格安SIMが安くなるかチェックしましょう。格安SIMの料金プランによっては、ソフトバンクより月額料金が高くなることも

例えばQTモバイルの音声通話SIM30GBプランは、ソフトバンクのメリハリ無制限より高くなります。

キャリア ソフトバンク QTモバイル
月額料金 7,238円 7,249円〜
データ通信量 無制限 30GB

※金額は税込

格安SIM最大のメリットは月額料金が大幅に安くなること。ソフトバンクの料金プランと同じか高くなるならば、格安SIMへ乗り換えないほうがお得です。

ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換える手順

ソフトバンクの格安SIMへ乗り換える手順は以下のとおりです。

  1. 格安SIMを選ぶ
  2. SIMロック解除の必要性をチェック
  3. MNP予約番号を取得
  4. 格安SIMを契約
  5. SIMカード差し替え、初期設定

格安SIMの申込手続きは基本的にオンラインで行われます。店頭で申し込む場合と異なり待ち時間不要です。手順通りに進めれば、オンラインでの手続きが苦手な人でも簡単に申し込めます

①格安SIMを選ぶ

まずはソフトバンク回線の格安SIMを選びます。月額料金や通信品質などを総合的に比較し、あなたにぴったりの格安SIMを選びましょう。

迷ったらNUROモバイルがおすすめです。コスパが良い格安SIMとして人気を集めています。

②SIMロック解除の必要性をチェック

続いてSIMロック解除の必要性をチェックしましょう。SIMロック解除とは、端末を購入したキャリア以外の回線を利用するための手続きです。例えばソフトバンクで購入したスマホでドコモ回線を使うケースが考えられます。

以下からあなたに当てはまるほうをチェックしてください。

  • 今使っている端末を使い続ける場合
  • 端末を新規契約する場合

今使っている端末を使い続ける場合

今使っているスマホで格安SIMに乗り換える場合、端末の状態によって以下の2パターンが考えられます。

  • ソフトバンクスマホを使用中
  • ソフトバンクスマホ以外を使用中

ソフトバンクスマホを使用している人はSIMロック解除が必要ありません。③MNP予約番号を取得に進みましょう。

ソフトバンクスマホ以外を使用している人は、SIMロック解除が必要なケースもあります。まずは以下の方法でSIMロック解除が済んでいるかどうか確認してください。

iPhoneを使用中 Androidを使用中
  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」の「情報」をタップ
  3. ページ下部の「SIMロック」を確認
  4. 「SIMロックなし」と表示されている
  1. 設定アプリを開く
  2. 「デバイス情報」をタップ
  3. 「SIMカードステータス」をタップ
  4. 「許可されています」と表示されている

上記以外の文言が表示されている場合は、SIMロック解除が必要です。以下からSIMロック解除のやり方をチェックしましょう。

楽天モバイルは、もともとSIMフリー端末を使用しています。楽天モバイルからソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える人はSIMロック解除不要です。

SIMロック解除のやり方を確認したら、③MNP予約番号を取得に進みます。

端末を新規契約する場合

端末と格安SIMをセットで契約する場合は、SIMロック解除不要です。ソフトバンク回線対応の端末が販売されています。

セット契約がおすすめな人は以下のとおりです。

  • ソフトバンクユーザー:新しい端末を使いたい
  • ソフトバンクユーザー以外:SIMロック解除がめんどう

端末の新規購入者は④格安SIM契約に進んでください。

③MNP予約番号を取得

ソフトバンクユーザー以外で今のスマホを使い続ける場合は、MNP予約番号を取得しましょう。MNPとは、スマホの電話番号を変えずに格安SIMへ乗り換える制度です。MNP予約番号は今使っているキャリアから無料で取得します。

MNP予約番号には、発行日から15日間の有効期限が定められています。SIMロック解除手続きなど事前準備を終えた段階でMNP予約番号を取得するのがおすすめです。

15日以内に申込手続きをできなかった場合

MNP予約番号の有効期限が過ぎたときは、同じ方法で再取得できます。再取得費用など料金はかかりません。

④格安SIM契約

格安SIMの公式サイトから申込手続きを進めましょう。基本的に申込手順は各格安SIMで同じです。

以下を準備したら、画面の指示に従って必要事項を入力しましょう。

  • クレジットカード
  • メールアドレス
  • 本人確認書類

口座振替で支払う場合は、通帳もしくはキャッシュカードも準備します。

⑤SIMカード差し替え、初期設定

申し込みから約1週間で格安SIMが届きます。同封されている説明書に従って、SIMカードの差し替えや初期設定を行いましょう。

ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えるメリット

ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えるメリットは以下の3つです。格安SIMへ乗り換えるかどうかの判断材料にしましょう。

  • 月額料金が安くなる
  • ソフトバンク端末はSIMロック解除不要
  • 通信エリアがソフトバンクと同じ

月額料金が安くなる

格安SIMは月額料金が圧倒的に安くなります。格安SIMによっては1,000円未満でスマホを使えるプランも。ソフトバンクに比べて大幅に節約できるのがメリットです。

格安SIMはソフトバンクの回線を借りてサービスを提供。加えて契約申込手続きはオンラインで完結します。さらに通信設備の整備費や人件費などがかからないため、格安SIMの料金が安くなるのです。

ソフトバンク端末はSIMロック解除不要

ソフトバンクユーザーがソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換える場合、SIMロック解除は必要ありません。同じ回線へ乗り換えるときはSIMロック解除の必要がないため、申込手続きが簡単です。

キャリアによってはSIMロック解除が完了するまで時間を要します。SIMロック解除手続きを行う場合によっては、3,300円(税込)の手数料がかかることも。

ソフトバンクユーザーなら、余計な手間をかけずにソフトバンクの格安SIMへ乗り換えられます。

通信エリアがソフトバンクと同じ

ソフトバンク回線の格安SIMは、ソフトバンクと同じ通信エリアで利用できます。日本中のあらゆる場所で、今まで通りスマホを使えるでしょう。

現在は5G通信エリアの拡大に向けて着々と準備が進められています。mineoなど5Gに対応している格安SIMの使い勝手がさらに良くなるはずです。

ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えるデメリット

ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えるのはデメリットがあります。以下3つのデメリットを把握しておくと、乗り換えてから後悔しないでしょう。

  • 大手キャリアより通信速度が遅い
  • データ通信量に制限がある
  • キャリアメールが使えない

大手キャリアより通信速度が遅い

格安SIMは大手キャリアより通信速度が遅くなります。回線を借りている立場のため、大手キャリアユーザーが優先されるからです。

昼時や夜間などの回線混雑時は、通信速度が落ちやすいもの。場合によってはほとんどインターネットに繋がらないケースもあるでしょう。

格安SIMに乗り換えたばかりの頃は、通信速度の遅さにストレスを感じることも。大手キャリアに比べて通信速度が遅くなることを理解しておくのがおすすめです。

データ通信量に制限がある

格安SIMは1ヶ月あたりのデータ通信量に上限があります。上限を超えると速度制限がかかり、スムーズにスマホを使えません

mineoなどではデータ通信量が上限を超えると、通信速度が最大200kbpsまで制限されます。YouTubeの視聴や画像の多いInstagramなどの閲覧をスムーズに行うのは困難な速度です。

月額料金が安いプランほどデータ通信量が少なくなります。スマホ代を節約するため金額だけで料金プランを選ぶと、データ通信量が足りなくなるケースもあるでしょう。スマホの使用頻度も踏まえて料金プランを選ぶのが大切です。

格安SIMの種類が少ない

ソフトバンク回線を使える格安SIMの種類は少ないのがデメリットです。ドコモ回線やau回線に比べて選択肢が狭まります

例えば以下の格安SIMは、ソフトバンク回線に対応していません。ほかの格安SIMよりコスパが良かったりキャンペーンがお得だったりする格安SIMもあります。

  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBEモバイル
  • IIJmio
  • イオンモバイル

しかし種類は限定されるものの、使い勝手が良い格安SIMは多いです。限られた選択肢の中から料金やスペックを総合的に比較し、あなたにぴったりの格安SIMを見つけましょう。

ソフトバンク回線の格安SIMがおすすめな人

以下に当てはまる人は、ソフトバンク回線の格安SIMがおすすめです。

  • 毎月のスマホ料金を見直したい
  • 現在ソフトバンクの端末を利用している
  • WiFiに接続することが多い

毎月のスマホ料金を見直したい人は格安SIMがぴったりです。ソフトバンクなど大手キャリアに比べ6,000円以上安く利用できる格安SIMもあるため、大幅に節約できます。

ソフトバンクユーザーは、ソフトバンク回線の格安SIMを選びましょう。SIMロック解除不要で格安SIMに乗り換えられます。

普段からWiFiに接続する人も格安SIMがおすすめです。データ通信量を消費しないため、一番安い料金プランを選んでも支障が出ないでしょう。

ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMについてよくある質問

ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMについてよくある質問と回答をまとめました。気になる疑問は事前に解消し、スムーズに乗り換え手続きを進めましょう。

  • ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリットは?
  • ソフトバンクのプラン変更はキャンセルできる?
  • ワイモバイルの請求にソフトバンクの名前が記載されているのはなぜ?
  • ドコモ回線やau回線の格安SIMに乗り換えるのもあり?

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリットは?

ワイモバイルはiPhoneの取扱種類が少ないです。最新のiPhoneを使いたい人にはデメリットでしょう。

2021年10月以前に発売されたソフトバンクスマホから乗り換える場合、SIMロック解除手続きが必要です。手続きが増える分、手間がかかります。

ただしワイモバイルはソフトバンクより料金が安くなるのがメリットです。家族割を活用すればさらに安くなるもの。ソフトバンクから家族で乗り換えるなら、ワイモバイルがぴったりです。

ソフトバンクのプラン変更はキャンセルできる?

プラン変更申込後のキャンセルは、ソフトバンクショップもしくはチャットサポートで行えます。My SoftBankからはキャンセルできないので注意してください。

ワイモバイルの請求にソフトバンクの名前が記載されているのはなぜ?

ソフトバンクの名前が記載されていても、ワイモバイルの請求に変わりありません

ワイモバイルの請求書に印字されている文字は、支払い方法によって異なります。いずれもワイモバイルに関する請求です。

支払い方法 印字されている文字
クレジットカード ソフトバンクM
口座振替 ソフトバンクMB

クレジットカード支払いで複数の請求がある場合は、ソフトバンクの残債分もしくは家族分の支払いです。

ドコモ回線やau回線の格安SIMに乗り換えるのもあり?

ソフトバンクユーザーがドコモ回線やau回線の格安SIMに乗り換えるのもありです。今使っているスマホのキャリアと同じ回線の格安SIMに乗り換える決まりはありません。

ただし異なる回線へ乗り換える場合は、SIMロック解除手続きを行わなければなりません。格安SIMにこだわりがなければ、ソフトバンクユーザーはソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えるのがおすすめです。

ソフトバンク回線で格安SIMを利用しよう

ソフトバンク回線を利用できるおすすめの格安SIMは、以下の6つです。料金プランやスペックなどを総合的に比較すると、あなたにぴったりの格安SIMが見つかります。

格安SIM 月額料金 データ通信量/月 特徴
ワイモバイル 2,178円〜 3GB〜 家族割引サービスで月額料金大幅割引
LINEMO 990円〜 3GB〜 ソフトバンクの格安料金プラン
mineo 880円〜 1GB〜 オプション加入でデータ通信量が無制限
NUROモバイル 672円〜 3GB〜 2021年オリコン顧客満足度調査格安SIM総合1位
b-mobile 1,089円〜 1GB〜 月額制・プリペイドタイプから選べる
QTモバイル 770円〜 1GB〜 無料の端末補償つき

※金額は税込

ソフトバンクユーザーが今使っているスマホで格安SIMに乗り換える場合、SIMロック解除手続きが必要ありません。MNP予約番号を取得し、すぐに乗り換え手続きを始められます。

毎月のスマホ代を見直したい人は、格安SIMが最適でしょう。ソフトバンクなど大手キャリアに比べて圧倒的に月額料金が安くなります。

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