- 毎月のスマホ料金が高すぎる
- 今のiPhoneのまま格安SIMに乗り換えられる?
- スムーズに乗り換えられるか不安
月々のスマホ代を安くするため、格安SIMへ乗り換えを検討する人は多くいます。SIMフリーもしくはSIMロック解除済みの端末なら、今のiPhoneをそのまま使い続けられるのがメリットです。
しかしiPhoneが使える格安SIMの種類は多いため、何を選べばいいか迷う人もいるでしょう。自分に合った格安SIMを選べないと、iPhoneの使い勝手が悪くストレスが溜まることも。
この記事では、iPhoneが使えるおすすめの格安SIMを紹介します。記事の内容を参考にすれば、あなたにぴったりの格安SIMがわかるでしょう。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。自社の通信設備ではないため速度は遅くなるものの、月額料金は圧倒的に安くなるのが魅力です。
iPhoneで使えるおすすめの格安SIM8選
iPhoneが使えるおすすめの格安SIMを厳選して8社紹介します。料金などを比較し、あなたに合った格安SIMを見つけましょう。
格安SIM | 月額料金 | データ通信量/月 | 回線 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 990円〜 | 3GB〜 | ソフトバンク |
UQモバイル | 1,628円〜 | 3GB〜 | au |
楽天モバイル | 実質0円〜 ※2022年10月まで |
1GB〜 | 楽天 |
OCNモバイルONE | 550円〜 | 500MB〜 | ドコモ |
BIGLOBEモバイル | 1,078円〜 | 1GB〜 | ドコモ au |
mineo | 880円〜 | 1GB〜 | ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | 440円〜 | 2GB〜 | ドコモ au |
NUROモバイル | 672円〜 | 3GB〜 | ドコモ au ソフトバンク ※auとソフトバンク回線はプランによる |
※金額は税込
ワイモバイル
画像出典:ワイモバイル公式サイト
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。ソフトバンクの回線を利用しているため、高速通信が期待できます。
ワイモバイルの料金プランは以下の3つ。いずれも5G通信に対応しています。
プラン | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割引サービス適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
※金額は税込
2回線目以降の月額料金が1,188円(税込)割引になる「家族割引サービス」がお得です。家族で格安SIMを利用するなら、ワイモバイルがぴったりでしょう。
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※関連記事:ワイモバイルの最新キャンペーン
UQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドです。auの回線を利用しているため、高速通信が期待できます。
UQモバイルの料金プランは3つです。いずれのプランも5G通信に対応しています。
データ通信量が増える「増量オプションⅡ」を最大13ヶ月無料で利用できるキャンペーンが行われています。各プランの月額料金や増量前後のデータ通信量は以下のとおりです。
プラン | くりこしプランS +5G | くりこしプランM +5G | くりこしプランL +5G |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
14ヶ月目以降 | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 |
基本データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
増量後データ通信量 | 5GB | 20GB | 30GB |
※金額は税込
大容量のデータ通信をリーズナブルな価格で使用したいなら、増量オプションを活用しましょう。できるだけ価格を安く抑えるなら増量オプションは不要です。基本のデータ通信量でも十分利用できます。
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※関連記事:UQモバイルの最新キャンペーン
楽天モバイル
画像出典:楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルは楽天が提供する格安スマホです。自社回線を使用しているため、厳密に言えば格安SIMではありません。ただし大手キャリアに比べて、月額料金が安くなる点は格安SIMと同じです。
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」は従量課金制です。データ通信量を使用した分に応じて1ヶ月の料金が決まります。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
〜1GB | 実質0円 ※2022年10月までこに入力 |
〜3GB | 1,078円 |
〜10GB | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
※金額は税込
データ通信量を気にせずスマホを使いたいなら、楽天モバイルが最適でしょう。月額3,278円(税込)でデータ通信が無制限です。
iPhone 13 Pro Maxなど対象のiPhoneを購入すると、最大24,000円相当の楽天ポイント還元キャンペーンが行われています。最新のiPhoneで格安SIMを使いたい人は、楽天モバイルがぴったりです。
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※関連記事:楽天モバイルの最新キャンペーン
OCNモバイルONE
画像出典:OCNモバイルONE公式サイト
OCNモバイルONEは、ドコモ回線通信品質3期連続総合1位評価を獲得した格安SIMです。ドコモ回線を利用しているため、通信エリアは日本全国に広がっています。
SIMタイプおよびデータ通信量別の月額料金は以下のとおりです。
SIMタイプ | 音声対応 | SMS対応 | データ通信専用 |
---|---|---|---|
500MB/月 | 550円 | − | − |
1GB/月 | 770円 | − | − |
3GB/月 | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB/月 | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB/月 | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
※金額は税込
格安SIMデビューしやすいよう、リーズナブルな価格に設定されています。通常の料金プランより圧倒的にお得です。
ドコモ回線かつコスパが良い格安SIMなら、OCNモバイルONEが最適でしょう。
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※関連記事:OCNモバイルの最新キャンペーン
BIGLOBEモバイル
画像出典:BIGLOBEモバイル公式サイト
BIGLOBEモバイルは、エンタメフリー・オプションが魅力的な格安SIMです。YouTubeやApple Musicなど対象のサービスをデータフリーで利用できます。
音声通話SIMに申し込むと、エンタメフリー・オプションは月額308円(税込)。2022年8月時点では、エンタメフリー・オプションの月額料金が6ヶ月無料になるキャンペーンが行われています。音声通話SIMの料金プランは以下のとおりです。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
20GB | 8,195円 |
※金額は税込
2022年3月から、BIGLOBEモバイルで5G通信が利用できるようになりました。ドコモとau回線を使用しているため、広範囲で高速通信が期待できるでしょう。
\オプション加入でYouTubeがデータフリー!/
※関連記事:BIGLOBEモバイルの最新キャンペーン
mineo
画像出典:mineo公式サイト
mineoは、格安SIMアワード2021下半期総合満足度最優秀賞など数々の受賞歴がある格安SIMです。ドコモ・au・ソフトバンク3つの回線を利用できます。大手キャリアを利用している人は、SIMロック解除不要で乗り換えられるのが魅力です。
mineoの料金プランは以下のとおり。3つの回線いずれも同じ料金で利用できます。
データ通信量 | 音声通話+データ通信SIM | データ通信SIM |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
※金額は税込
データ通信量が足りない人は、オプションの「パケット放題 Plus」に加入しましょう。月額385円(税込)で、1ヶ月あたりのデータ通信量が無制限になります。10GB以上のコースなら当該オプションが無料です。
\10GB以上ならデータ通信量無制限オプションが無料!/
※関連記事:mineoモバイルの最新キャンペーン
IIJmio
画像出典:IIJmio公式サイト
IIJmioは2021年にお客様満足度No.1を獲得した格安SIMです。ドコモとauの回線を利用できます。SIMタイプ別の料金プランは以下のとおりです。
SIMタイプ | 音声 | SMS | データ | eSIM |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
4GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
8GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
※金額は税込
端末にSIMカードの情報が内蔵されているeSIMなら、2GBプランが440円(税込)。リーズナブルな価格で格安SIMに乗り換えられます。音声SIMでも4GBまでのプランなら月額料金は1,000円未満です。
IIJmioでは月額料金割引やキャッシュバックキャンペーンなどが頻繁に行われています。賢くキャンペーンを活用し、お得な料金で格安SIMを始めましょう。
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NUROモバイル
画像出典:NUROモバイル公式サイト
NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMです。プランによるものの、ドコモ・au・ソフトバンク3つの回線を利用できます。
複数の料金プランがあるうち、おすすめなのはバリュープラスです。月額料金が安いだけでなく、他社からMNPによる乗り換えで、登録事務手数料3,300円(税込)が無料になります。
プラン | VSプラン | VMプラン | VLプラン |
---|---|---|---|
データ通信専用SIM | 627円 | 825円 | 1,320円 |
データ通信+SMS SIM | 792円 | 990円 | 1,485円 |
音声通話付きSIM | 792円 | 990円 | 1,485円 |
データ通信量 | 3GB | 5GB | 10GB |
※金額は税込
VM・VLプラン限定で、LINEのデータ通信量が無料になるオプションが付いてきます。さらに3ヶ月継続利用すると、プランに応じてデータ通信量がプレゼントされる「Gigaプラス」オプションも。いずれも無料で利用できるのが嬉しいポイントです。
NUROモバイルに乗り換えるなら、VSプランもしくはVMプランがおすすめです。
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格安SIMをiPhoneで使うメリット
格安SIMをiPhoneで使うメリットは以下の5つです。
- 月額料金が安くなる
- キャンペーン活用で端末が安くなる
- Apple Storeで安く端末を入手できる
- 中古端末を購入できる場合がある
- 古いスマホを再利用できる
格安SIMは大手キャリアより月々のスマホ代が安くなります。iPhone端末も安く手に入れられるため、余計な支出を抑えられるのが魅力です。
月額料金が安くなる
格安SIMに乗り換えると、月額料金が安くなります。大手キャリアの通信設備を借りてサービスを提供しているからです。設備整備費や人件費などを大幅にカットできるため、スマホ代が安くなります。
大手キャリアの場合、毎月8,000円程度のスマホ代がかかるでしょう。家族割などを利用すれば割引されるものの、全員が特典を利用できるとは限りません。
一方で格安SIMなら、毎月のスマホ代が2,000円程度まで安くなります。格安SIMによっては1,000円未満で利用できるプランも。大手キャリアの料金で、数ヶ月分のスマホ代がまかなえます。
キャンペーン活用で端末が安くなる
端末割引キャンペーンを開催している格安SIMがあります。例えばワイモバイルです。キャンペーンを活用すると、1円でiPhoneを手に入れられる場合があります。
他にもキャッシュバックやポイント還元キャンペーンなどが実施されています。格安SIMへ乗り換えるときは、お得なキャンペーンを活用しましょう。
Apple Storeで安く端末を入手できる
App Storeでは大手キャリアより安くiPhone端末を手に入れられます。2022年8月時点におけるiPhone13 Pro 128GBの価格を比較しました。
販売元 | 価格 |
---|---|
Apple Store | 144,800円 |
ドコモ | 172,810円 |
au | 168,720円 |
ソフトバンク | 169,920円 |
※金額は税込
大手キャリアよりApple Storeのほうが2万円以上安く販売されています。最新のiPhoneを購入するなら、Apple Storeの利用がおすすめです。
ただしiPhone11シリーズなど一昔前の端末を購入するなら、格安SIM公式サイトから申し込んだほうが安くなるケースも。あなたが利用したいiPhoneの端末に合わせて、Apple Storeか格安SIM公式サイトから購入するのがおすすめです。
中古端末を購入できる場合がある
中古端末を販売している格安SIMもあります。より安くiPhoneを手に入れられるのがメリットです。
例えばOCNモバイルONEは、中古のiPhoneを販売しています。2022年8月時点での販売価格は以下のとおりです。
中古iPhone | 価格 |
---|---|
iPhone 13 mini 128GB | 91,850円 |
iPhone 12 128GB | 96,470円 |
iPhone SE(第2世代)128GB | 58,520円 |
※金額は税込
比較的新しい機種をリーズナブルな価格で手に入れられます。
古いスマホを再利用できる
格安SIMなら、過去に使用していた古いスマホを再利用できます。例えばWiFiに接続してデータ通信のみ行うケースです。古いスマホがSIMフリー端末なら、データ通信専用のSIMカードを入れるだけでOK。
古いスマホを再利用する場合は、格安SIMの動作確認済み端末かどうか確認しましょう。各格安SIM公式サイトで公表されている動作確認済み端末に記載されていれば、SIMカードを挿入して再利用できます。
格安SIMをiPhoneで使うデメリット
格安SIMをiPhoneで使うとデメリットもあります。あらかじめデメリットを把握しておけば、乗り換えてから後悔しないでしょう。
- 通信速度が遅くなる
- 5G通信エリアが限定的
- 格安SIMが使えないiPhoneがある
- 最新端末に対応していない場合が多い
- SIMロック解除が必要な場合がある
- 自分でAPN設定を行わなければならない
通信速度が遅くなる
格安SIMは通信速度が遅くなります。大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているからです。
回線混雑時は、大手キャリアの利用者が優先されます。例えば昼時や夜間。借りている立場の格安SIMはインターネットに繋がりにくくなるでしょう。
毎月のスマホ料金を安くしつつ快適にiPhoneを使いたい人は、以下3つがおすすめです。
- ワイモバイル
- UQモバイル
- 楽天モバイル
ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauのサブブランドです。自社の回線を利用しているため、高速通信が期待できます。楽天モバイルは自社で回線を整備している分、他の格安SIMと異なり、混雑時でもスムーズにiPhoneを使えるでしょう。
5G通信エリアが限定的
格安SIMの5G通信エリアは限定的です。2022年8月時点では、日本全国で5G通信を利用できません。格安SIMの中には、5G通信に対応していないものもあるでしょう。
ただし5Gの通信エリアが限られているのは、大手キャリアも同じです。5G通信エリアは今後拡大する予定なので、将来的には格安SIMで高速通信が期待できます。
格安SIMが使えないiPhoneがある
iPhoneの中には、格安SIMに対応していない端末があります。iPhoneとSIMカードの相性が悪く、動作確認が取れていないからです。
例えばBIGLOBEモバイルの場合、ソフトバンクのSIMロック端末は使用できません。知らずに格安SIMを契約すると、後から損してしまいます。
(参考:BIGLOBEモバイル会員サポート)
今のiPhoneで格安SIMを使う場合は要注意。格安SIM公式サイトで公表している動作確認済み端末に該当するかどうか、契約前に必ずチェックしてください。
最新端末を購入できない場合が多い
格安SIMでは、最新のiPhoneを購入できない場合が多いです。2022年8月時点では、多くの格安SIMでiPhone 13シリーズの取り扱いがありません。iPhoneと格安SIMを一緒に申し込みたい人は要注意です。
ただし、最新のiPhone自体は格安SIMに対応している場合が多くあります。例えばOCNモバイルONEでは、ドコモ・au・ソフトバンクいずれもiPhone 13 Proの動作確認済みです(参考:OCNモバイルONE 動作確認済み端末一覧)。
※auとソフトバンクはSIMロック解除済みの端末限定
最新のiPhoneを利用している人は、端末とSIMのセット購入ではなく、SIMだけ格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。
SIMロック解除が必要な場合がある
iPhoneのSIMロック解除が必要なケースもあります。SIMロックとは、iPhoneを購入したキャリアのSIMカードしか利用できない制限のことです。例えばドコモのiPhoneにSIMロック解除がかかったままだと、格安SIMを含むドコモ以外のSIMカードは使えません。
今使用しているiPhoneにSIMロックがかかっているかどうかは、以下の手順で調べられます。
- 設定アプリを開く
- 「一般」の「情報」をタップ
- ページ下部の「SIMロック」を確認
「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロック解除不要です。
SIMロック解除のやり方
SIMロックがかかっている場合、今使用しているiPhoneのキャリア公式サイトで解除手続きを行います。SIMロック解除手続きは無料です。以下のキャリア名をタップすると、SIMロック解除の方法を確認できます。
自分でAPN設定を行わなければならない
格安SIMは自分でAPN設定を行わなければなりません。APN(Access Point Name)設定とは、スマホをインターネットに接続するために必要な設定です。
APN設定を行うにはインターネットに接続する必要があります。まずはiPhoneを自宅のWiFiに接続しましょう。自宅にWiFiがない場合は、カフェなどWiFi環境がある場所で設定してください。
APN設定自体は難しくありません。格安SIMと一緒に届くマニュアル通りに進めるだけで設定が完了します。
iPhoneが使える格安SIMを選ぶポイント
iPhoneが使える格安SIMを選ぶ際は、以下の4つに着目しましょう。格安SIM選びで失敗する可能性を最小限に抑えられます。
- データ通信量をチェックする
- 自分に合ったSIMタイプを選ぶ
- 通信速度をチェックする
- キャンペーンを活用する
データ通信量をチェックする
格安SIMのデータ通信量をチェックしましょう。格安SIMでは、データ通信量別に複数の料金プランが設定されています。
ほとんどWiFiに接続してiPhoneを使うなら、少ないデータ通信量でOK。月々のスマホ代を圧倒的に安くできます。外出先や自宅にWiFiがない場合は、10GB程度のプランを選ぶと良いでしょう。
格安SIMによっては1GB単位でデータ通信量を選べる場合も。インターネットに接続する頻度に合わせてプランを選びましょう。
1ヶ月あたりのデータ通信量をオーバーすると、速度制限がかかります。少し多めのデータ通信量を選び、速度制限にかからないようにしましょう。余ったデータ通信量は翌月に繰り越せる場合がほとんどです。
自分に合ったSIMタイプを選ぶ
自分に合ったSIMタイプを選びましょう。格安SIMは大きく以下3種類のSIMタイプがあります。
SIMタイプ | 特徴 |
---|---|
データ通信専用SIM | データ通信のみ可能 |
データ通信SIM+SMS | データ通信+ショートメール |
音声通話SIM | データ通信+ショートメール+通話 |
1ヶ月のうちほとんど通話しない人は、データ通信専用SIMがおすすめです。通話が必要な際は、LINE通話やSkypeを活用します。
通話はしないものの、電話番号にメッセージを送信できるショートメールを送りたいなら、データ通信SIM+SMSが良いでしょう。
頻繁に通話する人は、音声通話SIMがぴったりです。多くの人は音声通話SIMを選ぶ傾向にあります。
通話料金は22円(税込)30秒程度。格安SIMが提供する通話アプリを使えば、10円(税込)/30秒程度の通話料で利用できます。
通信速度をチェックする
格安SIMの通信速度を比較しましょう。格安SIMによって通信速度は大きく異なります。みんなのネット回線速度を参考に、平均ダウンロード速度が速い順にまとめました。
格安SIM | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 69.32Mbps | 11.61Mbps |
ワイモバイル | 63.37Mbps | 15.66Mbps |
UQモバイル | 53.0Mbps | 10.35Mbps |
IIJmio | 48.61Mbps | 11.27Mbps |
楽天モバイル | 47.82Mbps | 23.79Mbps |
NUROモバイル | 45.28Mbps | 11.52Mbps |
mineo | 41.24Mbps | 9.06Mbps |
BIGLOBEモバイル | 14.05Mbps | 7.78Mbps |
※2022年8月時点
ダウンロード速度(下り速度)とは、YouTubeの視聴やSNSの閲覧などにかかる速度です。値が大きいほどデータの読み込み速度が速くなり、ストレスなくiPhoneを使えます。
一方でアップロード速度(上り速度)とは、Instagramへ写真を投稿する際などにかかる速度です。値が大きいほどスムーズにアップロードできます。
キャンペーンを活用する
格安SIM契約時にはキャンペーンを活用しましょう。キャッシュバックやポイント還元など、お得なキャンペーンが実施されています。
例えば日常的にPayPayを利用しているならワイモバイルがおすすめです。格安SIMの契約でPayPayポイントを貯められます。
格安SIMによってキャンペーンはさまざまです。自分に合ったキャンペーンを軸に格安SIMを選ぶのも良いでしょう。
格安SIMをiPhoneで使う手順
格安SIMをiPhoneで使う手順は以下のとおりです。
- SIMロック解除の必要性をチェック
- MNP予約番号を取得
- 格安SIMを契約
- iPhoneにSIMカードを挿入
- 初期設定
格安SIMの契約手続きは、基本的にオンラインで行われます。手順に従って進めれば、WEB上での手続きが苦手な人でも簡単に格安SIMを申し込めるでしょう。
①SIMロック解除の必要性をチェック
まずはiPhoneのSIMロック解除が必要かどうか確認します。以下いずれかによりSIMロック解除の必要性が異なるため、該当するほうをチェックしてください。
- 今使っているiPhoneを使い続ける場合
- iPhoneを新規契約する場合
今使っているiPhoneを使い続ける場合
今使っているiPhoneを使い続ける場合はSIMロック解除が必要です。キャリアの公式サイトからSIMロック解除を行いましょう。
ただし、今使っているスマホと同じ回線を利用している格安SIMを契約すればSIMロック解除不要です。以下を参考に格安SIMを選んでみてください。
格安SIM | 回線 |
---|---|
ワイモバイル | ソフトバンク |
UQモバイル | au |
楽天モバイル | 楽天 |
OCNモバイルONE | ドコモ |
BIGLOBEモバイル | ドコモ au |
mineo | ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | ドコモ au |
NUROモバイル | ドコモ au ソフトバンク ※auとソフトバンク回線はプランによる |
iPhoneを新規契約する場合
iPhoneを新規契約する場合は、以下の2パターンが考えられます。
- 格安SIMと端末をセット購入
- Apple Storeから購入
格安SIMとiPhone端末のセット購入がおすすめです。SIMロック解除がなく、手続きが簡略化されます。
Apple Storeで販売されているiPhoneはSIMフリーです。最新機種で格安SIMを使いたい人におすすめできます。
iPhoneを新規契約する場合、MNP予約番号は関係ありません。③格安SIMの契約に進んでください。
②MNP予約番号を取得
今のスマホを使い続ける人は、MNP予約番号を取得します。MNPとは、スマホの電話番号を変えずに格安SIMへ乗り換えられる制度です。
MNP予約番号は各キャリアから取得できます。以下を選択し、MNP予約番号を取得してください。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。15日以内に格安SIMの申込手続きを完了させましょう。万が一有効期限を過ぎた場合は、同じ方法で再発行できます。
③格安SIMを契約
続いて格安SIMを契約します。格安SIMごとの申込方法はほとんど同じです。まずは以下を準備しましょう。
- クレジットカード
- メールアドレス
- 本人確認書類
格安SIM公式サイトにアクセスし、画面の指示に沿って進めればOK。難しい作業はないので、WEBでの手続きが苦手な人でも簡単に申し込めます。
以上で格安SIMの申込手続きは完了です。申し込みから1週間程度でSIMカード一式が届くでしょう。
④iPhoneにSIMカードを挿入
SIMカードが手元に届いたら、iPhoneに差し込みます。手順は以下のとおりです。
- iPhone購入時に同封されているSIMピンを準備
- 端末側面の穴にピンを差す
- カチッと音が鳴ったらトレーが出てくる
- SIMカードを挿入
- トレーを元に戻す
格安SIMに同封されている説明書にも、SIMカードの挿入方法が記載されています。
⑤初期設定
説明書を参考に初期設定を進めていきましょう。MNPで乗り換えた人は、回線切り替え手続きから始めます。
APNなど必要な設定を終えたら準備完了です。今まで通りにiPhoneを利用できます。
格安SIMをiPhoneで使う際によくある質問
格安SIMをiPhoneで使う際によくある質問と回答をまとめました。あらかじめ気になる疑問を解消すると、スムーズに格安SIMを利用できます。
- 新規契約が安い格安SIMはどこ?
- iPhoneを格安で入手するにはどこで買えばいい?
- 格安SIMでもテザリングできる?
新規契約が安い格安SIMはどこ?
iPhoneの新規契約はワイモバイルがおすすめです。端末の種類は少ないものの、2022年8月時点では以下のとおりリーズナブルな価格で手に入れられます。
端末 | 価格 |
---|---|
iPhone SE(第3世代) | 51,840円〜 |
iPhone 12 | 90,000円〜 |
※金額は税込
iPhoneを格安で入手するにはどこで買えばいい?
iPhoneを格安で入手するなら、ワイモバイルがおすすめです。キャンペーンを活用すれば、1円でiPhoneを手に入れられる場合があります。
IIJmioも安くiPhoneを購入できます。中古のiPhoneですが、比較的良い状態で販売されているのが魅力です。
格安SIMでもテザリングできる?
格安SIMのテザリングは対応機種のみ利用可能です。テザリングに対応しているかどうかは、格安SIM公式サイトで公表されています。
格安SIMをiPhoneで利用しよう
iPhoneが使えるおすすめの格安SIMは以下の8つです。料金などを比較し、あなたに合った格安SIMを選びましょう。
格安SIM | 月額料金 | データ通信量/月 | 回線 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 990円〜 | 3GB〜 | ソフトバンク |
UQモバイル | 1,628円〜 | 3GB〜 | au |
楽天モバイル | 実質0円〜 | 1GB〜 | 楽天 |
OCNモバイルONE | 550円〜 | 500MB〜 | ドコモ |
BIGLOBEモバイル | 1,078円〜 | 1GB〜 | ドコモ au |
mineo | 880円〜 | 1GB〜 | ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | 440円〜 | 2GB〜 | ドコモ au |
NUROモバイル | 672円〜 | 3GB〜 | ドコモ au ソフトバンク ※auとソフトバンク回線はプランによる |
※金額は税込
格安SIMは大手キャリアに比べて月々のスマホ代が安くなります。大手キャリアの半額以下で使える格安SIMもあるでしょう。
格安SIMを選ぶ際は、1ヶ月あたりのデータ通信量やSIMタイプに着目してください。格安SIMを契約してから後悔しません。