iPhone14はフルモデルチェンジ？どれぐらい変わるのか調査

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2022年8月14日

iPhoneシリーズは毎年のように新型が発表されています。

2022年現在はiPhone14の発売が噂されており、さまざまな情報が飛び交っています。

この機会にiPhoneの購入を検討されている方は、iPhone14がフルモデルチェンジされるか否かを気にしているのではないでしょうか。

Appleが公式発表するまで詳細はベールに包まれていますが、iPhone14がフルモデルチェンジされる可能性は低いと考えられます。

しかし、新機能の追加でiPhone14も魅力的な仕様になるのは間違いありません。

この記事では、iPhone14のフルモデルチェンジに関する最新情報を徹底解説します。

関連：iPhone14の最新情報！スペックや発売日・新カラーなど速報まとめ！

iPhone14がフルモデルチェンジされる可能性は低い

現在リークされている情報や噂を整理すると、iPhone14がフルモデルチェンジされる可能性は低いと考えられます。

一部の機能が変更され、マイナーチェンジとして扱われる可能性が高いです。

iPhone14がフルモデルチェンジされる可能性が低い理由としては、3つあります。

デザインやスペックに大きな変更がない
ラインナップがiPhone13とあまり変わらない
フルモデルチェンジの周期として早すぎる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①デザインやスペックに大きな変更がない

iPhone14はデザインやスペックがiPhone13と大きく変わらないと言われています。

以下の画像を見て分かるように、見た目の印象はiPhone13と変わりません。

Which design do you guys prefer? iPhone 14 Pro vs iPhone 13 Pro pic.twitter.com/lWRWh6ntwz

— Apple Hub (@theapplehub) April 18, 2022

iPhone14で変更されるデザインは、主に以下の4つだと言われています。

背面カメラが本体に埋め込まれてフラット化
パンチホールデザイン採用
チタン素材採用
ベゼルが薄くなる

より詳しいiPhone14のデザインは、レンダリング画像を見ると参考になります。

以下の画像はiPhone14のCDAデータから作成されたものであるため、かなり信憑性が高いです。

frontpagetechより引用

過去のiPhoneフルモデルチェンジでは、デザインで大きな変更がもたらされています。

iPhone14はデザインやスペックに大きな変更がないことから、フルモデルチェンジではないと予想できます。

②ラインナップがiPhone13とあまり変わらない

iPhone14はラインナップもiPhone13とあまり変わりません。

新たに6.7インチのiPhone14 Maxが追加されるとのことですが、5.4インチのminiモデルが廃止されます。

その他のモデル構成やディスプレイサイズに変更はないため、ラインナップも継続です。

iPhone14は主に以下のラインナップになると予想されます。

iPhone14 6.1インチ
iPhone14 6.7インチ
iPhone14 Pro 6.1インチ
iPhone14 Pro 6.7インチ

9TechEleven（@9techeleven）はThe Elecの報道とジョン・プロッサー氏のリーク情報をもとに、iPhone14シリーズのイメージ画像を制作し、公開しました。

iPhone 14 Series based on info shared by The Elec corroborating leaks by @jon_prosser

• iPhone 14 Pro with a punch hole LTPO OLED display at 6.1” & 6.7”

• iPhone 14 with a Notch and an OLED display at 6.1” & 6.7”

Check here how it could look like:#Wallpaper by @AR72014 pic.twitter.com/IJKEawiO2t

— 9TechEleven (@9techeleven) December 9, 2021

過去のフルモデルチェンジでは、ディスプレイサイズとモデル構成の変更が必ず行われてきました。

このように過去の事例を考慮すると、iPhone14シリーズはディスプレイサイズとモデル構成の大きな変更がないことからフルモデルチェンジの可能性は低いと考えられます。

③フルモデルチェンジの周期として早すぎる

最後に2022年はiPhoneのフルモデルチェンジの周期としては早すぎます。

Appleは定期的に製品のフルモデルチェンジを行いますが、iPhoneは3〜4年周期でフルモデルチェンジが行われます。

前回フルモデルチェンジが行われたiPhone12は2020年発売であったため、iPhone14がフルモデルチェンジされるとすれば2年しか経っていません。

参考までに、過去のiPhoneフルモデルチェンジの周期をまとめてみます。

iPhone6 → iPhone X：（3年）
iPhone SE → iPhone SE 第2世代：（4年）
iPhone X → iPhone 12：（3年）

iPhoneのフルモデルチェンジ周期としては早すぎるため、iPhone14はマイナーチェンジだと予想できます。

iPhoneの次期フルモデルチェンジは2023年が濃厚

2022年発売のiPhone14はフルモデルチェンジされる可能性が低く、2023年発売のモデルでフルモデルチェンジが行われるのが濃厚です。

2023年がフルモデルチェンジの時期と考える理由は、以下の通りです。

2020年のフルモデルチェンジから3年経過している
2023年の新モデルはデザインやスペックが大きく変更される見込み

過去の事例を見ても、iPhoneは3〜4年周期でフルモデルチェンジが行われます。

したがって、2023年は前回のフルモデルチェンジから3年が経過しているため、フルモデルチェンジの可能性が高いと言えるでしょう。

iPhone15がフルモデルチェンジの可能性あり

2023年にはiPhone15が発売されると言われています。

Apple関連の情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は、2023年モデルのiPhone15シリーズにおいて外部接続端子がLightning端子からUSB-C端子に変更されると予想しています。

1. Portless iPhone may cause more problems due to current limitations of wireless technologies & the immature MagSafe ecosystem.
2. Other Lightning port products (e.g., AirPods, Magic Keyboard/Trackpad/Mouse, MagSafe Battery) would also switch to USB-C in the foreseeable future. https://t.co/KD14TgBmtr

— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) May 15, 2022

同氏によればiPhoneのUSB-C端子変更に伴って、以下のLightning端子搭載製品もUSB-C端子に切り替わっていくとのことです。

AirPodsシリーズ
Magic Keyboard
Magic Trackpad
Magic Mouse
MagSafe Batteryなど

他にも、iPhone15 Pro Maxにはペリスコープレンズ（潜望鏡レンズ）が搭載されるとの予想もあります。

したがって、大幅な設定変更やカメラの新機能追加と同時に2023年にフルモデルチェンジが行われると考えられています。

iPhone14の発売を待つべきか

2022年にiPhone14が発売されますが、現在もiPhone13は発売されています。

中にはスマホ買い替えの時期で「iPhone14の発売を待つべきか？」と考える方も多いでしょう。

iPhone14はフルモデルチェンジが行われない可能性が高いですが、以下のような方はiPhone14の発売を待つべきです。

新型モデルが気になる
iPhoneを利用しており、買い換えの時期である
カメラ性能にこだわりたい

iPhone14はモデルによって新機能が搭載されたり、カメラ機能が向上したりすると言われています。

iPhone12以前の従来機を利用している方や、毎年新型iPhoneに買い替えている方はiPhone14を待つべきでしょう。

カメラも本体に埋め込まれたフラット化になると予想されているため、デザインもこれまで以上に使い勝手の良い仕様になるためです。

iPhone14の発売を待つべきかは、以下の記事が参考になります。

iPhone14は待つべきか？iPhone13との違いを徹底比較

iPhone14の最新情報

最新情報やリーク情報を参考にしながら、iPhone14の基本スペックを紹介します。

機種	iPhone14	iPhone14 Max	iPhone14 Pro	iPhone14 Pro Max
ディスプレイサイズ	6.1インチ	6.7インチ	6.1インチ	6.7インチ
AP	A15 (TSMC 5nｍ Plus)	A15 (TSMC 5nｍ Plus)	A16 (TSMC 4nｍ)	A16 (TSMC 4nｍ)
メモリ	LPDDR4X 6GB	LPDDR4X 6GB	LPDDR5 6GB	LPDDR5 6GB
Storage	128GB/256GB/512GB	128GB/256GB/512GB	256GB/512GB/1TB	256GB/512GB/1TB
カメラ (前)	12MP	12MP	12MP	12MP
カメラ (後)	12MP＋12MP	12MP＋12MP	48MP＋12MP＋12MP	48MP＋12MP＋12MP

ラインナップ

iPhone14のラインナップは、以下の4種類が予想されています。

機種	ディスプレイサイズ
iPhone14	6.1インチ
iPhone14 Max	6.7インチ
iPhone14 Pro	6.1インチ
iPhone14 Pro Max	6.7インチ

iPhone14では「iPhone14 Max」と「iPhone14 Pro Max」が登場しますが、コンパクトなminiモデルが廃止される予定だと言われています。

基本的にラインナップはiPhone13と大きく変わりませんが、miniモデルが廃止されるのは一部のユーザーにとっては悩ましいかもしれません。

ボディ素材は新しいチタン合金製シャーシを備えたハイエンドモデルが登場する可能性があり、軽量で耐久性に優れたiPhoneになるでしょう。

発売日

iPhone14の発売日は、2022年9月23日だと予想されています。

発売までの流れをまとめると、以下のようになります。

9月15日（水）：iPhone14発表
9月17日（金）：iPhone14予約スタート
9月23日（日）：iPhone14発売

このような予想がされたのは、歴代のiPhone発売日が関係しています。

参考までに過去のiPhone発売日を見てみましょう。

iPhone13

9月14日（火）：発表
9月17日（金）：予約スタート
9月24日（金）：発売

iPhone12

10月13日（火）：発表
10月16日（金）：予約スタート
10月23日（金）：発売

iPhone11

9月10日（火）：発表
9月13日（金）：予約スタート
9月23日（金）：発売

火曜日に発表、翌週の金曜日に発売のサイクルが続いています。

この方程式に沿うと、iPhone14の発売は9月23日が濃厚なわけです。

価格

iPhone14はエントリーモデルとして799ドルとの試算が出ており、iPhone13や12などと同じ価格設定であると言われています。

以下は2022年8月6日の為替レートで計算しており、1ドル135円35銭での試算です。

iPhone14機種	価格予想（米ドル）	価格予想（日本円）
iPhone14	799ドル	108,145円
iPhone14 Max	899ドル	121,670円
iPhone14 Pro	1,099ドル	148,750円
iPhone14 Pro Max	1,199ドル	162,285円

iPhone13が登場した2021年当時は1ドル約111円の為替レートであったため、iPhone13の価格は98,800円（799ドル）でした。

このまま円安が続くと実質iPhone14で10,000円程度、iPhone14Proでは25,000円、Pro Maxに至っては30,000円程度の値上げになります。

しかし、iPhone14の価格は発売時期の為替レートによって変動するうえ、上記はあくまで予測となっているので参考として確認しておきましょう。

指紋認証＆Touch ID搭載

iPhone14には指紋認証やTouch IDが搭載されるとの噂も一部ではありますが、ディスプレイ業界の内情に詳しいロス・ヤング氏は「iPhone14には搭載されない」と報じています。

Regarding iPhone 14 leaks, great to see. We showed under panel Face ID in the 2022 Pro models in June…Also showed the 2023 lineup as well. pic.twitter.com/dGcm5n0bEO

— Ross Young (@DSCCRoss) September 8, 2021

指紋認証やTouch IDが搭載されるのは、2023年に発売予定のiPhone15からだと言えるでしょう。

現状はディスプレイ搭載の指紋認証システムの開発がうまくいっておらず、iPhone14のリリースに間に合わないとの声が目立ちます。