光回線の乗り換え手順5ステップ お得でめんどくさくない方法を解説

光回線の乗り換え手順5ステップ お得でめんどくさくない方法を解説

光回線の乗り換えは複数の方法があるうえに、解約金や工事費用など気になるポイントが山ほどあります。

各プロバイダの公式サイトを見ても、複雑な料金設定や難しい言葉が並び、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。

最安での乗り換えを希望しているならば、現在使用しているスマホを基準に乗り換え先を選ぶのがおすすめです。

この記事では光回線の乗り換え手順からおすすめの乗り換え先、タイミングまでを徹底解説します。

光回線の基本情報から詳しくまとめていますので、初心者でも安心して乗り換えができるでしょう。

目次

光回線の3つの乗り換え方法

まずは光回線の乗り換え方法を種類別に解説します。

  1. 転用
  2. 事業者変更
  3. 新規契約

それぞれの乗り換え手順も後述しますので、参考にしてください。

①転用

転用とは、フレッツ光の契約者が光コラボレーション回線に乗り換える方法です。

手順①:転用承諾番号を取得する

手順②:転用先の光コラボレーションに申し込む

手順③:古い光回線を解約する

転用では、転用承諾番号が必要です。

転用承諾番号は、フレッツ光を契約しているNTT東日本もしくはNTT西日本へ電話をするか、ネットから取得できます。

②事業者変更

事業者変更とは、現在契約している光コラボレーション回線から、別の新たな光コラボレーション回線へ乗り換える方法です。

手順①:事業者変更承諾番号を取得する

手順②:乗り換え先の光コラボレーション回線に申し込む

手順③:古い光回線を解約する

事業者変更承諾番号は、電話で申し込めば取得できます。

③新規契約

新規契約とは、光回線の開通工事を行い、新たに回線を設置する方法です。

手順①:乗り換え先の光回線を新規契約する

手順②:古い光回線を解約する

手順③:開通工事を行う

手順④:新たな光回線の設定

光回線の開通工事には、立ち合いが必要です。

工事費用がかかることもあるため、乗り換え費用を抑えたい方は転用か事業者変更を行いましょう。

光回線の乗り換え手順

ここでは、光回線の乗り換え手順を詳しく紹介します。

前述したように、一般的な乗り換え方法は転用または事業者変更です。

手順の詳細は以下の5ステップです。

  1. 転用承諾番号または事業者変更承諾番号を取得する
  2. 乗り換え先の光回線に申し込む
  3. 古い光回線を解約する
  4. 新たな光回線を設置する
  5. 古い光回線のレンタル機器を返却する

まずは、契約中のプロバイダから解約に必要な承諾番号を取得しましょう。

フレッツ光を利用している方は、以下の電話番号から取得できます。

NTT東日本 0120-140-202
NTT西日本 0120-553-104

承諾番号は有効期限があり、転用は10日間、事業者変更は15日間です。

次に、乗り換え先の光回線の公式サイトより申し込みを行います。

乗り換え完了には1〜3週間程度かかる場合があるため、事前にスケジュールは確認しておきましょう。

新たな光回線を設置したら、これまで使用していた古い光回線のレンタル機器は返却します。

返却方法については、プロバイダから解約の際に指示があります。

光回線を乗り換える3つのメリット

光回線を乗り換えるメリットは3つあります。

  1. 月額料金が安くなる
  2. 通信速度が速くなる
  3. お得なキャンペーンが受けられる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①月額料金が安くなる

前述したように、光回線の乗り換えではスマホのセット割を利用すると出費が減ります。

多くの場合で光回線自体の料金が安くなるわけではありませんが、毎月当たり前のように支払っているスマホ代が月1,100円程度安くなります。

もちろん、なかには乗り換えで光回線の月額料金も安くなるプランがあります。

この点も、後述するお得なキャンペーンと組み合わせると、さらに光回線を安く利用することに繋がります。

②通信速度が速くなる

光回線は、独自回線を使用すると通信速度が速くなることが多くあります。

なぜなら、フレッツ光や光コラボレーション回線と比べて利用者が少ないため、回線が渋滞しにくいからです。

独自回線の例としては、auひかりやNURO光が挙げられます。

そのため、光回線の通信速度にもっとも重きを置いている方は、独自回線を選ぶと良いでしょう。

③お得なキャンペーンが受けられる

光回線の乗り換えで、特筆すべきメリットがお得なキャンペーンが受けられる点です。

月額料金が安くなるだけではなく、キャッシュバックやセット割などでさらなる恩恵が受けられます。

光回線を契約期間中に解約すると違約金や工事費用がかかりますが、キャンペーンのキャッシュバックを利用することで費用が相殺できることも多々あります。

キャンペーン期間や内容は、プロバイダによって異なるため、公式サイトをしっかり確認しましょう。

逆に、キャンペーンが開催されているのであれば、適した乗り換えタイミングだと言えます。

光回線の乗り換え先でおすすめなのは「スマホのセット割」

光回線の乗り換え先を選ぶうえで、もっともおすすめなのが「スマホのセット割」を利用することです。

スマホのセット割とは、現在使用しているスマホと同じ事業者、または提携している事業者で揃えることでスマホの月額料金が割引になるプランです。

割引になるのはスマホ料金とは限らず、光回線の料金も割引になるケースがあります。

おもなセット割や割引額は以下の通りです。

スマホ事業者名 セット割名称 割引額
ドコモ ドコモ光セット割 550〜1,100円
ソフトバンク おうち割 光セット 1,100円
au auスマートバリュー 550〜1,100円
格安SIM(Y!mobile) おうち割 光セット(A) 1,188円

このように、いずれのスマホ事業者を使用している場合でも、月額1,100円程度の割引が受けられます。

年間で13,200円のスマホ代が節約できる計算です。

また、上記のスマホセット割のみならず、光回線のキャンペーンを活用することでさらにお得に乗り換えが実現できます。

光回線のキャンペーン情報

さっそく、光回線各社のキャンペーン情報を紹介します。

現在、自分が使用しているスマホを基準にもっともお得な光回線を選びましょう。

参考までに乗り換え先を一覧でまとめます。

  • ドコモ→ドコモ光
  • ソフトバンク→ソフトバンク光・NURO光
  • au→auひかり・So-net光プラス

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ドコモ光

月額料金(マンション) 4,400円〜
月額料金(戸建て) 5,720円〜
スマホセット割 ドコモ光セット割:最大1,100円/月×利用台数
契約事務手数料 3,300円(初回のみ)
光電話 月額550円
エリア 全国
最大速度 1Gbps
超高速プラン ドコモ光 10ギガ(一部地域)

ドコモのスマホセット割が使えるのは「ドコモ光」のみです。

ドコモ光なら、家族全員のスマホ代が毎月最大1,100円も割引されます。

また、ドコモ光の2年定期契約の更新のたびに、3,000ptのdポイントがもらえるのも特徴です。

ドコモユーザーの光回線の乗り換え先は、ドコモ光一択でしょう。

\ ドコモのスマホユーザーがお得!/

ソフトバンク光

月額料金(マンション) 4,180円
月額料金(戸建て) 5,720円
スマホセット割 おうち割 光セット:最大1,100円/月×利用台数
契約事務手数料 3,300円(初回のみ)
光電話 月額550円(オプションパック(セット割))
エリア 全国
最大速度 1Gbps
超高速プラン SoftBank 光 ファミリー・10ギガ(戸建て向け、一部地域)
IPv4 over IPv6 月額550円(オプションパック(セット割))
工事費 2,200円~26,400円(他社からの乗り換えの場合は実質無料)
Wi-Fiルーターレンタル 月額550円(オプションパック(セット割))
セキュリティソフト 月額330~627円

ソフトバンクのスマホを使用しているなら、光回線は「ソフトバンク光」がおすすめです。

スマホセット割の、おうち割 光セットで家族全員のスマホ代が毎月最大1,100円割引されます。

ソフトバンク光は「あんしん乗り換えキャンペーン」によって、他社の回線から乗り換える際に解約金や撤去費用を全額負担してくれるのも特徴です。

余計な費用を気にすることなく、光回線を乗り換えることができます。

\ ソフトバンクのスマホユーザーがお得!/

NURO光

月額料金(マンション) 2,050円~2,750円(3階建て15戸以上、4人以上の利用者が必要)
月額料金(戸建て・マンションミニ) 5,217円
スマホセット割 おうち割 光セット:最大1,100円/月×利用台数
契約事務手数料 3,300円(初回のみ)
光電話 月額550円(北海道・関東地方)
月額330円(東海・関西・九州地方)
エリア 公式サイトを確認する
最大速度 2Gbps
超高速プラン NURO光6Gs/NURO光10Gs(一部地域)
IPv4 over IPv6 対応
工事費 実質無料
Wi-Fiルーターレンタル ルーター機能付きONUを無料レンタル可
セキュリティソフト 戸建て・マンションミニプラン:無料 マンションプラン:月額550円

ソフトバンクユーザーには「NURO光」もおすすめです。

おうち割 光セットでスマホ代が毎月1,100円割引されるだけでなく、NURO 光 でんわサービスも利用できます。

NURO 光 でんわとは、固定電話の無料通話先が豊富になったり、自宅のNURO 光 でんわから全てのソフトバンク携帯への国内通話が無料になる特典です。

また、現在はNURO光の利用開始月から6ヶ月後に45,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンも開催されています。

光回線の対応エリアは限られていますが、通信速度とキャンペーンを重視したソフトバクユーザーなら乗り換えない手はないでしょう。

\ 45,000円のキャッシュバックがお得!/

auひかり

月額料金(マンション) 4,180円
月額料金(戸建て) 5,610円
スマホセット割 auスマートバリュー:最大1,100円/月×利用台数
契約事務手数料 3,300円(初回のみ)
光電話 月額550円
エリア 全国対応
※関西・東海地方・沖縄県の戸建てでは提供なし
エリアを公式サイトで確認する
最大速度 1Gbps
超高速プラン auひかり ホーム5ギガ/auひかり ホーム10ギガ(一部地域)

auユーザーは「auひかり」がおすすめです。

auスマートバリューで家族全員のスマホ代が、毎月最大1,100円割引されます。

また、他社からの乗り換えで最大55,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンも開催されています。

キャンペーンにも適用条件がありますが、auユーザーならこの機会に光回線はauひかりに乗り換えるのが良いでしょう。

So-net光プラス

月額料金(マンション) 4,928円
月額料金(戸建て) 6,138円
スマホセット割 auスマートバリュー:最大1,100円/月×利用台数
契約事務手数料 3,300円(初回のみ)
光電話 月額550円
エリア 全国
最大速度 1Gbps
超高速プラン なし
IPv4 over IPv6 対応
工事費 実質無料
Wi-Fiルーターレンタル 無料レンタル可
セキュリティソフト 無料

auユーザーのなかでも、auひかりに対応していないエリアやマンションにお住まいの方は「So-net光プラス」を検討しましょう。

auのスマホであれば1,100円、UQ mobileのスマホであれば毎月最大858円の割引が受けられます。

また、現在最大60,000万円分のキャッシュバックが受けられるキャンペーンも開催中です。

スマホの割引を受けながら、次世代通信のv6プラスでネットを快適に使いたい方はSo-net光プラスの公式サイトを確認しましょう。

光回線の基本情報をおさらい

ここでは、光回線の基本情報を紹介します。

乗り換えの前に予備知識として確認しておくと、スムーズに乗り換えができます。

  • 光回線の3つの種類
  • 光回線を乗り換える注意点

それぞれを詳しく見ていきましょう。

光回線の3つの種類

光回線はおもに3つの種類があります。

  • フレッツ光
  • 光コラボレーション
  • 独自回線

いざ光回線を解約するとなった時、自分が契約している回線がどこの種類が分からないという方も多いでしょう。

さまざまな契約形態がある光回線では、契約形態によって解約方法が異なります。

まずは、解約の前にいま契約している回線を確認しておきましょう。

フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本とNT西日本が運営する光回線です。

国内でもっとも有名な事業者であり、全国で高いシェアを誇ります。

光コラボレーション

光コラボレーションは、NTT西日本から他の事業者が光回線を借りて提供する光アクセスサービスと、事業者独自で提供するさまざまなサービスを組み合わせて、より便利なサービスを提供している回線です。

おもな光コラボレーション回線は以下の通りです。

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • So-net光プラス
  • OCN光

低価格なうえに品質が高く、安定した通信速度を提供しているのが特徴です。

独自回線

独自回線とは、NTTとは別に自社で回線を保有してサービスを提供している光回線のことです。

おもな独自回線は以下の通りです。

  • auひかり
  • NURO光

加入者数がフレッツ光に比べて少ないため、回線の渋滞が起こりにくく、安定した通信速度を提供しています。

光回線を乗り換える注意点

光回線を乗り換える注意点も事前に確認しておきましょう。

注意点は以下の3つです。

  1. 解約のタイミング次第では違約金が発生する
  2. 光電話やメールが使えなくなる場合もある
  3. 古い回線を先に解約すると空白期間がうまれる

光回線の契約期間は、2〜3年が一般的です。

基本的に、契約期間を過ぎると自動更新されます。

更新月以外で乗り換えを行うと、違約金が発生することもあるため事前に確認が必要です。

また、光回線を乗り換えると現在利用しているサービスが使えなくなることもあります。

電話番号は使えなくなってしまうことがほとんどですが、メールアドレスに関してはプロバイダによって月額300〜500円程度で継続することも可能です。

最後に、乗り換えの際に古い回線から先に解約すると、新たな回線が設置されるまで空白期間がうまれてしまうことがあるため、必ず新たな回線が設置された後に古い回線を解約するようにしましょう。

 

 

 

光回線の乗り換えでよくある質問

最後に、光回線の乗り換えでよくある質問をまとめます。

光回線の乗り換えで空白期間がうまれる?

光回線の乗り換えでは、適した手順で乗り換えを行わないと空白期間がうまれることがあります。

空白期間とは、光回線が設置されておらずにインターネット通信が使えない状態のことです。

正しい手順では、新たな光回線を設置した後に古い回線を解約します。

先に古い回線を解約してしまうと、新たな光回線が設置できるまでの1〜3週間、空白期間となってしまいます。

光回線の乗り換えでおすすめのタイミングは?

光回線の乗り換えでおすすめなタイミングは、以下の2つです。

  1. 光回線のキャンペーン期間中
  2. 現在利用している光回線の契約更新月

キャンペーン期間中はキャッシュバックや割引が受けられるため、仮に違約金がかかった場合でも元が取れます。

しかし、もっとも適した乗り換えのタイミングは、現在使用している光回線の更新月でしょう。

違約金なく乗り換えができるため、ムダなコストがかかりません。

光回線の工事ではどんなことをするの?

光回線の転用・事業者変更の乗り換えでは工事は行われません。

工事が必要となるのは、新規契約のみです。

新規契約の場合は、外と室内への光ケーブルの開通が本人立ち合いのもと行われます。

まとめ

今回は、光回線の乗り換え手順やおすすめの乗り換え先について徹底解説しました。

乗り換え先を選ぶ際は、自分が現在使用しているスマホを基準に選ぶのがおすすめです。

なぜなら、スマホのセット割が適用され、年間13,200円程度の節約ができるからです。

光回線の乗り換えは、インターネットで申し込みがすべて完結します。

この記事を参考に、もっともお得に使用できる光回線を選び、申し込みまで済ませてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次