月額基本料の高さやデータ無制限プランがないデメリットから、ワイモバイルの乗り換えを検討する方も多いでしょう。
ワイモバイルから乗り換えを検討するなら、楽天モバイルが最適です。
楽天モバイルは月額基本料が一定で分かりやすく、データ無制限にも対応しているため、ワイモバイルよりも使い勝手抜群です。
この記事では、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリットやデメリット、乗り換え方法までを徹底解説します。
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【要点まとめ】ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順は、とてもシンプルです。
乗り換えは以下の5ステップで完了します。
- ワイモバイルでMNP予約番号を取得
- ワイモバイルでSIMロックを解除する
- 楽天モバイルに申し込み
- 楽天モバイルでMNP開通手続き
- 端末の初期設定
MNP予約番号とは携帯電話会社から発行される10桁の番号であり、携帯電話の番号を変えずにキャリアを乗り換える際に必要です。
ワイモバイルのMNP予約番号は、インターネットまたは電話、実店舗にて発行できますよ。
詳しい乗り換え手順や手続き方法はページ内のこちらの見出しでチェックできます。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリットは、以下の通りです。
- 自社回線だから通信が安定している
- 料金設定が分かりやすい
- 契約縛りなしで各種手数料がかからない
- 楽天ポイントが貯まる
- 国内通話が無料
それぞれを詳しく見ていきましょう。
自社回線だから通信が安定している
楽天モバイルは自社で電波を持っているため、回線が安定しています。
2020年4月のサービス開始当初は9都道府県にしか対応していませんでしたが、現在は47都道府県までエリアを拡大しています。
一方、ワイモバイルはSoftBankの回線を間借りしてサービスを提供しているため、自社回線を持っていません。
自社回線は比較的通信が混雑しにくいと言われているので、楽天モバイルはワイモバイルよりも安定した通信環境を実現できるでしょう。
料金設定が分かりやすい
楽天モバイルの料金プランは月額3,278円でデータ通信も音声通話も使い放題の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。
プランが1種類しかないため、料金設定が分かりやすい点に定評があります。
その点ワイモバイルはデータ使い放題プランがなく、使った分だけ料金が発生するので毎月の料金にバラつきが生じます。
スマホプランや料金設定は分かりやすいに越したことないですね。
契約縛りなしで各種手数料がかからない
楽天モバイルには契約縛りが一切なく、いつ解約しても違約金がかかりません。
一般的にスマホを契約するときは「2年縛り」と呼ばれる2年単位での契約が行われます。
契約更新月以外で解約してしまうと10,000円程度の違約金が発生してしまうため、今使っているスマホに不満があっても2年間は使い続けなくてはならないジレンマが起きてしまいがちです。
しかし、楽天モバイルは違約金無料で契約縛りがない他に、以下のような手数料がかからないのも大きなメリットです。
- 契約事務手数料
- SIM交換手数料
- SIM再発行手数料
- 5G通信利用料
- 機種変更手数料
- MNP転出手数料 など
契約事務手数料やMNP転出費用など、以前は手続きごとに払うのが当たり前だった手数料がかかりません。
楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルはSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象サービスであるため、楽天ポイントがザクザクと貯まります。
SPUとは楽天サービスを使うことで、楽天市場の買い物に対するポイントアップが受けられる仕組みです。
身の回りのサービスや支払いを楽天サービスにまとめることで、楽天市場での還元率を最大16倍に引き上げることも不可能ではありません。
また、楽天モバイルの月額料金に対して1.0%の楽天ポイントが付与されるため、楽天ポイントをお得に貯めるなら楽天モバイルへ乗り換えた方が良いでしょう。
国内通話が無料
楽天モバイルがあれば国内通話は完全無料です。
他社への通話はもちろん、固定電話への通話も全て無料なので、通話頻度が多い方にはメリットがあります。
ワイモバイルでも10分以内の国内通話は無料ですが、10分を超過すると30秒につき22円の通話料が発生します。
この通話料はソフトバンクなどの大手キャリアや、他社の格安SIMにおける通話料金と共通しているため、楽天モバイルのお得さが分かりますね。
ただし、楽天モバイルで通話無料になるのは専用アプリの「Rakuten Link」を利用した場合のみです。
楽天モバイル契約者なら誰でも無料で使えるため、利用に困ることはないでしょう。
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ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
ここでは、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるデメリットを紹介します。
- ワイモバイルのスマホが使えない可能性がある
- ワイモバイルの方が提供エリアが広い
- キャリア決済が利用できない場合がある
- メールアドレスの引き継ぎが有料
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ワイモバイルのスマホが使えない可能性がある
ワイモバイルで使用できていたスマホも、楽天モバイルには対応していない場合があります。
仮に楽天モバイルで非対応のスマホであれば、楽天モバイル契約時に新たなスマホを購入する必要があります。
手持ちのスマホが楽天モバイルで使えるかは、公式サイトで確認可能できるため、事前に確認しておきましょう。
ちなみに、楽天モバイルに対応している主な端末は以下の通りです。
- Apple
- ASUS
- Fujitsu Connected Technologies
- HUAWEI
- NEC Platforms
- OPPO
- SAMSUNG ELECTRONICS JAPAN
- SHARP
- Sony
- Xiaomi
- 楽天モバイル など
ワイモバイルの方が提供エリアが広い
楽天モバイルは自社回線を利用しており、通信が安定しているのがメリットですが、ワイモバイルを利用した方が提供エリアが広い場合もあります。
ワイモバイルはソフトバンク回線を間借りしているため、全国で利用可能。
しかし、楽天モバイルは年々提供エリアを広げてきており、2022年には人口カバー率96%になったことから利用に困ることはないと考えられます。
仮に楽天回線が使えないエリアでも、auのパートナー回線が利用できます。
キャリア決済が利用できない場合がある
楽天モバイルではiPhoneでキャリア決済ができません。
キャリア決済に対応しているのはAndroidのみであるため、キャリア決済で楽天ポイントをお得に貯めたい方にはデメリットです。
その点、ワイモバイルは通信料金と共にネットで購入した商品代金などを支払う「ワイモバイルまとめて支払い」というキャリア決済に対応しています。
ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えで、iPhoneの利用を検討している方はやや不便に感じるでしょう。
しかし、楽天モバイルの支払いはクレジットカードやデビットカード、口座振替、楽天ポイント支払いなどに対応しているため困ることはありません。
メールアドレスの引き継ぎが有料
楽天モバイルに乗り換えると基本的にワイモバイルのメールアドレスが使えなくなりますが、手続きをして利用料金を支払えば継続できます。
利用料金は年間3,300円かかりますが、メールアドレスを変更したくない方は検討してみてください。
メールアドレスの引き継ぎは「MySoftBank」より手続き可能です。
デメリットも確認の上、やはり楽天モバイルの方がお得だと感じる方は楽天モバイルが向いている方ですので早速乗り換えの手続きを進めてお得に利用しましょう!
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ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるおすすめタイミング
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるおすすめのタイミングは、端末代金の分割払いを終えたときです。
端末代金の分割払いを終えると、スマホ本体代金の支払いが発生しないためです。
加えて、2年以上利用してい場合は解約違約金が発生しないため、いつでも乗り換えに適しています。
2年以上スマホを利用していると性能が落ちていたり、端末が劣化していたりするので、楽天モバイルの乗り換えと共にスマホ本体も購入すると良いでしょう。
楽天モバイルは契約事務手数料やSIM発行手数料も無料なので、乗り換えで無駄な費用がかからないのも魅力ですね。
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ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える注意点
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える注意点を紹介します。
- ワイモバイル解約時に違約金がかかる場合がある
- 残りの機種代金や支払い回数に注意
これから乗り換える方は、注意点にも目を通しておきましょう。
ワイモバイル解約時に違約金がかかる場合がある
ワイモバイルはプランによって解約時に違約金がかかる場合があります。
特に、以下のプランを契約している方は更新月以外の解約では注意しましょう。
- スマホプラン
- データプラン
- 4G-Sプラン
- ケータイプランSS
違約金は最大10,450円かかります。
楽天モバイルの乗り換えキャンペーンを利用すれば、ポイントや割引で結果的に相殺できますが、違約金をかけたくない方は更新月での解約をおすすめします。
残りの端末代金に注意
ワイモバイルの端末残債がある場合は、解約しても端末代金を支払い続けなくてはなりません。
払い終わる前に乗り換えはできますが、端末残債はしっかり請求されます。
しかし、解約したからといって一括請求されることはなく、完済するまでは引き続き分割払いができるので心配入りません。
また、希望があれば残債を一括払いすることも可能です。
ワイモバイルで購入したスマホは、楽天モバイルでも利用できる可能性があります。
端末を引き続き利用できたら損なく乗り換えができますね。
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ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える方法
ここでは、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える方法を紹介します。
- ワイモバイルでMNP予約番号を取得
- ワイモバイルでSIMロックを解除する
- 楽天モバイルに申し込み
- 楽天モバイルでMNP開通手続き
- 端末の初期設定
乗り換えに必要なものを事前に用意し、5つのステップで乗り換えを完了させましょう。
乗り換えに必要なもの
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えで、必要なものは以下の通りです。
- ワイモバイルのMNP予約番号
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザーID、パスワード
- クレジットカード、口座情報
- スマホ端末
乗り換え手続きの中で取得できるものもあります。
①ワイモバイルでMNP予約番号を取得
まずはワイモバイルで手続きをして、MNP予約番号を取得します。
MNP予約番号とは携帯電話会社から発行される10桁の番号のことです。
取得方法はWeb、電話、店舗の3つがありますが、最もスムーズなのがWeb取得です。
店舗での手続きは、予約の手間や待たされる時間が長いためおすすめしません。
Webでの予約番号取得手順は、以下の通りです。
- My Y!mobileにログイン
- 暗証番号4桁を入力
- 注意事項を確認し「次へ」
- アンケートに回答して「次へ」
- 申し込みをクリック
予約番号は数分で発行されます。
②ワイモバイルでSIMロックを解除する
ワイモバイルのSIMロックを解除し、解約手続きに移ります。
SIMロックの解除は店舗でもできますが、手数料が3,300円かかってしまうためおすすめしません。
WebでSIMロックを解除する手順は、以下の通りです。
- SIMロック解除ページを開く
- IMEI(端末識別番号)を入力
- 「解除手続きする」をクリック
IMEI(端末識別番号)は、機種によって確認方法が異なりますが、iPhoneでもAndroidでも設定アプリから確認できます。
③楽天モバイルに申し込み
ワイモバイルのSIMロック解除ができたら、楽天モバイルの公式サイトから申し込みます。
楽天会員でない方は、初めに楽天の会員登録を済ませておくとスムーズです。
楽天モバイルの申し込み画面で以下の情報を入力すれば、5分程度で申し込みが完了するでしょう。
- 料金プラン
- オプションの有無
- SIMタイプの選択
- 契約者情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
- ワイモバイルのMNP番号を入力
- 支払い方法選択
画面に沿って申し込みをすれば、迷うことはありません。
④楽天モバイルでMNP開通手続き
楽天モバイルの申し込みが完了すると、2〜3営業日でSIMカードが自宅に届きます。
SIMカードと合わせて送られてくるスタートガイドにも、利用開始までの手順や注意事項が記載されているので参考にしてください。
乗り換えの場合、いきなり端末にSIMカードを挿入しても楽天モバイルの回線は利用できません。
MNP開通(転入)手続きを行い、回線を切り替える必要があります。
楽天モバイルの公式サイトから、my楽天モバイルにログインし、以下の手順で手続きを行いましょう。
- 「申込番号」をクリック(準備中となっている)
- 「お申し込み回線」の「転入を開始する」をクリック
- 「MNP転入を開始する」をクリック
MNP転入手続きが完了すると、ワイモバイルは自動的に解約となります。
⑤端末の初期設定
楽天回線が利用できるようになったら、バックアップデータを復元させましょう。
AndroidはGoogleから、iPhoneはiCloudから復元できます。
その他にもLINEなどの引き継ぎを行えば、初期設定は完了です。
ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えで利用できるキャンペーン
現在、ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えで利用できるキャンペーンは以下の通りです。
- iPhone SE(第3世代)超おトクキャンペーン
- 対象のiPhone購入と新規申し込みでポイント還元キャンペーン
- 楽天初めてのお申込みで最大8,000円相当ポイント還元
それぞれを詳しく見ていきましょう。
iPhone SE(第3世代)超おトクキャンペーン
楽天モバイル公式サイトより引用
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換え、iPhone SE(第3世代)を購入すれば、最大34,691ポイント還元が受けられます。
対象製品のみご購入(ショップ限定、楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム購入)で14,691ポイント還元。
ポイントは「Rakuten UN-LIMIT VI 」のプラン利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日頃に付与されます。
対象のiPhone購入と新規申し込みでポイント還元キャンペーン
楽天モバイル公式サイトより引用
Rakuten UN-LIMIT VIプランへ初めて申し込み&対象のiPhoneご購入で最大24,000ポイント還元キャンペーンです。
人気のiPhone 13シリーズがお得な料金で手に入るため、利用しない理由がありません。
例えば、iPhone 13の125GBを48回払いで購入すると、月々の端末代金は2,268円と低価格で手に入るうえに、最大24,000ポイントが受け取れます。
iPhoneを購入するなら、楽天モバイルのキャンペーンを利用しましょう。
楽天初めてのお申込みで最大8,000円相当ポイント還元
楽天モバイル公式サイトより引用
当キャンペーンはワイモバイルで使用していた端末を、楽天モバイルで引き続き使う方が対象です。
条件によっては最大24,000ポイントを獲得できますが、お持ちのスマホそのままで初めてのお申込みで8,000ポイント付与されます。
「端末は持っているから、楽天回線だけ契約したい」という方は、超トクのりかえキャンペーンを利用しましょう。
楽天モバイルの最新キャンペーン詳細は別記事で詳しくご紹介しています!
楽天モバイルに向いている人
楽天モバイルが特に向いている人は、以下の通りです。
- 楽天サービスを多く利用している
- 通話を頻繁に利用する
- 毎月一定料金で利用したい
楽天ユーザーは楽天モバイルを利用すれば楽天市場のポイントアップが受けられるため、楽天ポイントがザクザクと貯まります。
スマホの他にも、普段の決済は楽天カードでまとめたり生活用品を楽天市場で買ったりすれば、年間10,000ポイント以上を貯めるのも難しくありません。
楽天モバイルは、楽天サービスをよく利用する方に向いています。
また、基本的に料金プランは1つのみなので、毎月一定料金で利用することができるでしょう。
楽天モバイルは国内通話も完全無料なので、10分以上で通話料のかかるワイモバイルよりも魅力に溢れます。
様々な面を比較しても、ワイモバイルよりも楽天モバイルの方が優れていると言えるでしょう。
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ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問
最後に、ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問をまとめます。
ワイモバイルで購入したスマホは、楽天モバイルでも使える?
ワイモバイルで購入したスマホも楽天モバイルに対応していれば使えます。
iPhoneやAndroidなら基本的に対応しているため、利用に困ることはないでしょう。
逆に楽天モバイルで使えないスマホは、SIMロックがかかっているスマホです。
2015年5月以降に販売されたスマホであれば、自分でSIMロックの解除が可能ですが、それ以前に販売されていたスマホはSIMロックの解除ができない場合があります。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは店舗でもできる?
楽天モバイルの店舗でもワイモバイルからの乗り換えができます。
店舗で乗り換え手続きを行えば自分で調べる手間もかからないため便利ですが、予約が必要だったり店舗で長時間待たされたりする可能性があります。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは、Webでもできるため手間をかけたくない方はこちらの見出しを参考にしてください。
乗り換え前にデータのバックアップは必要?
基本的にスマホを替えるときはデータのバックアップが必要です。
しかし、ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでスマホを引き継ぐならデータのバックアップは必ずしも必要ありません。
撮影した写真や動画ファイルはスマホの内部に保存されているためです。
まとめ
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは、以下の5ステップで完了します。
- ワイモバイルでMNP予約番号を取得
- ワイモバイルでSIMロックを解除する
- 楽天モバイルに申し込み
- 楽天モバイルでMNP開通手続き
- 端末の初期設定
すべてWeb手続きで完結するため、面倒な手間や時間もかかりません。
楽天モバイルは楽天ポイントが貯まるうえに、毎月一定料金で国内通話が完全無料の格安スマホです。
ワイモバイルのデメリットを補えるスペックを誇るため、乗り換えて後悔することは少ないでしょう。
今なら魅力的な乗り換えキャンペーンも開催されているので、この機会に楽天モバイルを手にしてください。
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