「5Gがあれば光回線はいらない?」
「ポケットWi-Fiやテザリングで代用できる?契約すべきか知りたい!」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
まず結論からお伝えすると、多くのケースでは光回線を契約した方が無難です。
5Gはエリアが限られる上に月額料金が高く、その他のインターネット契約も通信速度が不安定で、満足いくネット利用ができない可能性があります。
この記事では、光回線を契約すべきか悩んでいるあなたに向けて、光回線のメリット・デメリットや契約すべき人の特徴についてまとめています。
- 光回線は5Gより月額料金が安く、通信制限もないため、基本的には契約した方が無難
- ひとり暮らしやネットをあまり使わない場合、光回線の重要度は低い
- 光回線以外にも、ポケットWi-Fiやホームルーター、テザリングなどの通信手段で代用できるケースもある
光回線を契約するべきかすぐにわかりますので、ぜひ最後までご覧ください!
光回線を契約する3つのメリット
光回線は他の通信手段と違って、次のようなメリットがあります。
- 通信速度が速い
- 通信が安定している
- 通信制限がない
それぞれ具体的に解説します。
通信速度が速い
光回線最大の利点は、通信速度が速いことです。
光回線は「光ファイバー」という独自のケーブルを使用しており、レーザー光に変換されたデータを送受信することで、高速通信を可能にしています。
通信手段といえば、ポケットWi-Fiやホームルーターなどもありますが、速度では光回線には敵いません。
簡単なネット利用ならともかく、頻繁に動画視聴やオンラインゲームなどを行う方は、大きな差が生まれるでしょう。
通信が安定している
光回線は通信が安定しているのも利点です。
ポケットWi-Fiやホームルーターなどは、確かに気軽に利用できて便利ですが、その分通信が不安定になってしまうことも少なくありません。
光回線を利用していれば、会議中にZoomが途切れて迷惑をかけてしまったり、オンラインゲームの通信が途切れて負けてしまったりといった事態も防げるでしょう。
通信制限がない
携帯やポケットWi-Fiでデータ容量を使い果たしてしまい、通信制限を受けて不便に感じている方も多いのではないでしょうか?
光回線には通信量の制限がなく、基本的に使い放題です。
特に、動画視聴やオンラインゲームなどで大容量のデータ通信を行っている方は、光回線を契約することをおすすめします。
光回線を契約する3つのデメリット
光回線は通信速度で優れていますが、以下のようなデメリットも存在します。
- 工事の手間がかかる
- 途中解約すると違約金がかかる
- 持ち運びできない
それぞれ詳しく解説します。
工事の手間がかかる
光回線を利用するには、基本的に開通工事が必須です。
工事には手間も費用もかかります。引っ越しシーズンなど忙しい時期だと、特に工事までに時間がかかってしまいます。
早くインターネットを使いたいのに、開通工事が遅くてなかなかネットが開通しないという事態も十分に考えられるでしょう。
なお、工事費用に関しては実質無料としている光回線も多いため、そこまで気にする必要はありません。
途中解約すると違約金がかかる
ほとんどの光回線は、定期契約することで月額料金がグッと安くなりますが、その代わりに中途解約すると違約金が発生します。
たとえばauひかりでは、3年以内に解約すると次のような費用がかかります。
- 違約金
- 撤去工事費
- 開通工事費の残債
すべて合わせると非常に高額になる可能性もあるため、じっくり考えて契約しなければなりません。
しかし、サービスが気に入らなくて乗り換えたいという場合は、他社の乗り換えサポートを活用して費用を抑えることも可能です。
持ち運びできない
光回線は持ち運びできません。
あまり自宅におらず、外出先でインターネットを利用したり、頻繁に引っ越ししたりするような方は、ポケットWi-Fiの方が良いでしょう。
光回線は便利ですが、あなた自身の生活スタイルを考えて契約することが大切です。
光回線を契約すべき人・そうでない人
ここまで解説したメリット、デメリットを踏まえ、光回線を契約した方が良い人・そうでない人の特徴をまとめてみました。
まだ悩み中の方は、ぜひ参考にしてください。
契約した方が良い人
光回線を契約した方が良いのは次のような人です。
- 家族と一緒に暮らしている
- ネットを使う頻度が多い
- ゲームや動画でネットを使う
- 元々部屋に光コンセントがある
同居人が多いと、どうしても回線が混雑してしまうため、ポケットWi-Fiやホームルーターでは通信が不安定になりがちです。
3〜4人以上で一緒に暮らしているなら、光回線でないと力不足です。
また、頻繁にネットを利用する方は、通信速度が速くて安定している光回線を契約しましょう。
なお、集合住宅などでもともと光コンセントが備え付けられている場合、開通工事が必要ないためすぐに使えるようになりますよ。
契約しなくても良い人
光回線を契約しなくても良いのは次のような人です。
- 屋外でネットを使うことが多い
- 頻繁に引っ越しする
- 契約したい光回線がエリア外
光回線は自宅でしか使えないため、あまり家にいない方はポケットWi-Fiの方が適していると言えるでしょう。
また、頻繁に引っ越しする方は、もし引っ越し先が対応エリア外となった場合に高額な違約金が発生する可能性も考えられます。
なお、光回線がエリア外で使えない場合の対処法も後ほど紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
5Gよりも光回線を契約した方が良い
基本的には、5Gではなく光回線を契約することをおすすめします。
5Gは通信速度が速いように思えますが、エリアによって速度が変わるため、必ずしも高速通信できるとは限りません。
また、データ容量に制限がある、月額料金が高いなどの難点もあるため、5Gがあれば光回線がいらないとは言い切れないでしょう。
光回線は5Gよりも月額料金が安く、データ容量も無制限ですから、使い勝手によってはこちらの方がコストパフォーマンスは高いです。
おすすめの光回線3選
今から光回線を契約する方は、以下の3社がおすすめです。
- auひかり
- ドコモ光
- NURO光
それぞれのメリット、デメリットをわかりやすく解説します。
auひかり
月額料金 |
集合住宅:4,180円 |
平均通信速度 |
上り:360.01Mbps |
おすすめ窓口と最大キャッシュバック |
NNコミュニケーションズ(45,000円) |
対応エリア |
【東日本】
【西日本】 |
auユーザーなら、auひかりを選べばまず間違いありません。
auひかりは独自回線を使っているため、通信速度が速いのが魅力です。
キャッシュバックなどのキャンペーンも豪華ですし、auユーザーなら毎月最大1,100円の割引を受けられます。
ただし全国対応はしていないため、しっかり対応エリアを確認した上で利用しましょう。対応エリア内であれば非常におすすめです。
\高額キャッシュバックあり!/
ドコモ光
月額料金 |
集合住宅:4,400円 |
平均通信速度 |
上り:206.82Mbps |
おすすめ窓口と最大キャッシュバック |
GMOとくとくBB(22,000円) |
対応エリア |
【東日本】
【西日本】 |
ドコモユーザーならドコモ光を選びましょう。
数ある光回線の中でも、ドコモスマホのセット割に対応しているのはこのドコモ光しかありません。
ドコモ光はプロバイダを全24種から選べますが、実際はどこを選ぶかによってサービスが大きく変わってくるため要注意です。
とはいえ、特にこだわりがなければ「GMOとくとくBB」で間違いないでしょう。
\最大1,100円が毎月のスマホ通信費から割引!/
NURO光
月額料金 |
集合住宅:5,200円 |
平均通信速度 |
上り:434.41Mbps |
おすすめ窓口と最大キャッシュバック |
公式サイト(22,000円) |
対応エリア |
【東日本】
【西日本】 |
高速通信にこだわるならNURO光がおすすめです。
NURO光は他社にない「ダークファイバーケーブル」を用いており、光回線の中でもトップクラスの通信速度を誇ります。
特に、動画を観たりオンラインゲームをプレイしたりして、ネットをガンガン使う方には最適だと言えるでしょう。
auひかりと同じく対応エリアは限られていますから、公式サイトで郵便番号を入力して、対応しているかどうか確かめておいてください。
\料金が安く、キャッシュバックも豊富!/
光回線以外の3つの選択肢
光回線が必要ない、または対応エリア外だった場合は、以下の通信方法を検討しましょう。
- ポケット型Wi-Fi
- ホームルーター
- テザリング
それぞれ詳しく解説します。
ポケット型Wi-Fi
家にあまりいないなら、ポケット型Wi-Fiが良いでしょう。
ポケット型Wi-Fiは光回線やホームルーターと違って持ち運びできるため、いつでもどこでも好きなときにネットに繋げられます。
たとえば、自宅ではなくカフェで作業したい方や、家ではリモートワークがやりづらい方などにおすすめです。
\持ち運び自由!/
ホームルーター
あまり外出しないならホームルーターの方が良いでしょう。
ホームルーターは光回線と違って回線工事が必要なく、自宅のコンセントに繋ぐだけでネットに接続できます。
光回線と比べて通信速度がやや不安定なのがネックですが、ちょっとしたネット利用ならこれでも十分です。
障害物にも強いため、複数の部屋でWi-Fiを使いたいといった場合にも最適だと言えるでしょう。
テザリング
より手軽にネットを利用するなら、テザリングも良いでしょう。
テザリングとは、スマホのモバイルデータ通信を利用して、パソコンやゲーム機などの通信機器でネットを繋げる方法です。
スマホの容量を食ってしまうため、長時間動画を観たりオンラインゲームをしたりするにはあまり向きませんが、ちょっとしたネット利用なら十分でしょう。
光回線に関するよくある3つの質問
この項では、光回線に関するよくある質問をまとめました。
- テザリングがあれば光回線はいらない?
- 一人暮らしなら光回線はいらない?
- 工事がいらない回線はある?
各疑問にわかりやすく回答します。
Q1. テザリングがあれば光回線はいらない?
A. テザリングだけでカバーできるケースはごく一部です。
例えば楽天モバイルなら、一部エリア内でデータ無制限で利用できるため、光回線がなくても十分な場合も多いです。
ただしこれは東京や大阪など一部地域の話であり、それ以外のエリアでは通信制限が起こります。
データ無制限でない限り、テザリングで代用するのは難しいでしょう。
Q2. 一人暮らしなら光回線はいらない?
A. 一人暮らしの方なら、光回線がいらないケースも多いです。
ネットやLINE、Twitterを見るくらいの使い方であれば、スマホだけで十分です。
ただし、リモートワークやオンラインゲームなどを行う方は、ホームルーターやテザリングでは通信不安定になって困ることも考えられます。
一人暮らしでもヘビーにネットを使う方は、素直に光回線を契約した方が良いでしょう。
Q3. 工事がいらない光回線はある?
A. 基本的に光回線の工事は必須です。
しかし光コラボを契約する場合、建物自体にもともと光回線が備え付けられていて、工事が必要ないケースもあります。
光回線は基本的に契約した方が良い!ネットの使用頻度から考えよう
多くの方は光回線を契約した方が良いです。
最近では5Gが話題になっていますが、データ容量に限りがありますし、月額料金も高いため光回線が不要とは言い難いです。
ポケットWi-Fiやホームルーター、テザリングなどの通信方法に関しても、速度が遅かったり不安定だったりするケースも少なくありません。
ネットを使用する頻度や用途、人数を考え、最適なインターネット契約を選ぶようにしましょう!